製 品 ガ イ ド NetShield for NetWare V E R S I O N 4. 6

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1 製品ガイド NetShield for NetWare VERSION 4.6

2 COPYRIGHT 2001 Networks Associates Technology, Inc. All Rights Reserved. No part of this publication may be reproduced, transmitted, transcribed, stored in a retrieval system, or translated into any language in any form or by any means without the written permission of Networks Associates Technology, Inc., or its suppliers or affiliate companies. To obtain this permission, write to the attention of the Network Associates legal department at: 3965 Freedom Circle, Santa Clara, California 95054, or call TRADEMARK ATTRIBUTIONS Active Security, ActiveHelp, ActiveShield, AntiVirus Anyware and design, Bomb Shelter, Building a World of Trust, Certified Network Expert, Clean-Up, CleanUp Wizard, Cloaking, CNX, CNX Certification Certified Network Expert and design, CyberCop, CyberMedia, CyberMedia UnInstaller, Data Security Letter and design, Design (logo), Design (Rabbit with hat), design (stylized N), Disk Minder, Distributed Sniffer System, Distributed Sniffer System (in Katakana), Dr Solomon s, Dr Solomon s label, Enterprise SecureCast, EZ SetUp, First Aid, ForceField, Gauntlet, GMT, GroupShield, Guard Dog, HelpDesk, HomeGuard, Hunter, I C Expert, ISDN TEL/SCOPE, LAN Administration Architecture and design, LANGuru, LANGuru (in Katakana), LANWords, Leading Help Desk Technology, LM1, M and design, Magic Solutions, Magic University, MagicSpy, MagicTree, MagicWord, McAfee Associates, McAfee, McAfee (in Katakana), McAfee and design, NetStalker, MoneyMagic, More Power To You, MultiMedia Cloaking, mycio.com, mycio.com design (CIO design), mycio.com Your Chief Internet Officer & design, NAI & design, Net Tools, Net Tools (in Katakana), NetCrypto, NetOctopus, NetRoom, NetScan, NetShield, NetStalker, Network Associates, Network General, Network Uptime!, NetXray, NotesGuard, Nuts & Bolts, Oil Change, PC Medic, PC Medic 97, PCNotary, PGP, PGP (Pretty Good Privacy), PocketScope, PowerLogin, PowerTelNet, Pretty Good Privacy, PrimeSupport, Recoverkey, Recoverkey International, Registry Wizard, ReportMagic, RingFence, Router PM, SalesMagic, SecureCast, Service Level Manager, ServiceMagic, SmartDesk, Sniffer, Sniffer (in Hangul), SniffMaster, SniffMaster (in Hangul), SniffMaster (in Katakana), SniffNet, Stalker, Stalker (stylized), Statistical Information Retrieval (SIR), SupportMagic, TeleSniffer, TIS, TMACH, TMEG, TNV, TVD, TNS, TSD, Total Network Security, Total Network Visibility, Total Service Desk, Total Virus Defense, Trusted MACH, Trusted Mail, UnInstaller, Virex, Virus Forum, ViruScan, VirusScan, VShield, WebScan, WebShield, WebSniffer, WebStalker, WebWall, Who s Watching Your Network, WinGauge, Your E-Business Defender, ZAC 2000, Zip Manager are registered trademarks of Network Associates, Inc. and/or its affiliates in the US and/or other countries. All other registered and unregistered trademarks in this document are the sole property of their respective owners. LICENSE AGREEMENT NOTICE TO ALL USERS: CAREFULLY READ THE APPROPRIATE LEGAL AGREEMENT CORRESPONDING TO THE LICENSE YOU PURCHASED, WHICH SETS FORTH THE GENERAL TERMS AND CONDITIONS FOR THE USE OF THE LICENSED SOFTWARE. IF YOU DO NOT KNOW WHICH TYPE OF LICENSE YOU HAVE ACQUIRED, PLEASE CONSULT THE SALES AND OTHER RELATED LICENSE GRANT OR PURCHASE ORDER DOCUMENTS THAT ACCOMPANIES YOUR SOFTWARE PACKAGING OR THAT YOU HAVE RECEIVED SEPARATELY AS PART OF THE PURCHASE (AS A BOOKLET, A FILE ON THE PRODUCT CD, OR A FILE AVAILABLE ON THE WEB SITE FROM WHICH YOU DOWNLOADED THE SOFTWARE PACKAGE). IF YOU DO NOT AGREE TO ALL OF THE TERMS SET FORTH IN THE AGREEMENT, DO NOT INSTALL THE SOFTWARE. IF APPLICABLE, YOU MAY RETURN THE PRODUCT TO NAI OR THE PLACE OF PURCHASE FOR A FULL REFUND. Issued December 2001 /McAfee NetShield for NetWare software version 4.6

3 目次 まえがき 本書について 対象読者 詳細情報 McAfee および Network Associates の連絡先 第 1 章. NetShield for NetWare について はじめに NetShield アンチウィルススキャナとは バージョン 4.6 の変更点 製品コンポーネント 第 2 章. はじめに NetShield プログラムコンポーネントの有効化 サーバの NetShield NLM の開始 NetShield サーバの停止 AntiVirus コンソールの開始 AntiVirus コンソールの使用 スキャンウィザードによるタスクの作成 第 3 章. オンアクセススキャン オンアクセスタスク オンアクセススキャンの設定 スキャンオプションの選択 感染に対する対応 オンアクセススキャンアクティビティのログへの記録 スキャン対象からの除外 スキャン結果の表示 第 4 章. オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン オンデマンドタスク オンデマンドタスクの作成 製品ガイド iii

4 目次 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャンの設定 スキャンオプションの選択 感染ファイルへの対応 オンデマンドスキャンアクティビティのログへの記録 オンデマンドタスクのスケジュールの設定 スキャン対象の除外 スキャンタスクの実行 スキャン結果の表示 第 5 章. ウイルスアラートメッセージ 複数のアラート送信方法 アラートマネージャの設定 アラートの集中管理 アラートメッセージのカスタマイズ 第 6 章. ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート アップデートの理由 DAT ファイルのアップデート方法 スキャンエンジンのアップグレード アップデートおよびアップグレードアクティビティのスケジュール 自動アップデートのトラブルシューティング 第 7 章. 補足情報 はじめに NetShield NLM Server コンソール タスクリストの表示 タスクの詳細表示 エラーメッセージ 診断およびトラブルシューティングのコマンド ブロードキャストディスカバリによるサーバの指定 通信プロトコルと通信ポートの設定 サーバパフォーマンスの調整 CPU の使用率の制御 付録 A. AntiVirus コンソールのメニュー iv McAfee NetShield for NetWare v4.6

5 目次 索引 製品ガイド v

6 目次 vi McAfee NetShield for NetWare v4.6

7 まえがき 本書について 対象読者 この 製品ガイド では McAfee NetShield for NetWare v4.6 を紹介し 製品機能のすべて ソフトウェアの設定と配備方法 タスクの実行の手順について説明します また 追加情報やヘルプの入手方法についても説明します このガイドは 次の方を対象にしています 企業のウイルス対策を担当されているネットワーク管理者 ワークステーションのウイルス定義 (DAT) ファイルの更新と ウイルス検出オプションの設定を行うユーザ 製品ガイド 7

8 まえがき 詳細情報 リリースノート README ファイル 製品情報 システム要件 解決済みの問題 既知の問題 製品またはこのマニュアルへの最新の追加または変更の内容について説明します このファイルは製品 CD にテキスト形式で収録されています また McAfee ダウンロードサイトから入手することもできます インストールガイド ソフトウェアのインストールおよび起動について システム要件および手順について説明します 製品 CD についている印刷マニュアルをご覧ください また 製品 CD または McAfee ダウンロードサイトのいずれかより Adobe Acrobat PDF 形式で入手することもできます ヘルプ この製品にはオンラインヘルプが用意されています オンラインヘルプでは 製品の概要と詳細情報を提供しています 製品の [ ヘルプ ] メニューまたは [ ヘルプ ] ボタンを使用すると オンラインヘルプを表示することができます 状況依存のヘルプには アプリケーションの抜粋の簡単な説明があります ヘルプを参照するには オプションにカーソルを合わせ右クリックするか [F1] コントロールキーを押すか または疑問符のアイコンをオプションにドラッグします Contact US および海外にある Network Associates のオフィスの電話番号 住所 Web アドレス FAX 番号がリストされています 8 McAfee NetShield for NetWare v4.6

9 McAfee および Network Associates の連絡先 まえがき McAfee および Network Associates の連絡先については この製品に付属の CONTACT.TXT ファイルをご覧ください 製品ガイド 9

10 まえがき 10 McAfee NetShield for NetWare v4.6

11 1NetShield for NetWare について はじめに このマニュアルには NetWare で NetShield アンチウィルススキャナを設定して使用するための重要な情報があります システム要件およびインストール方法については NetShield for NetWare 4.6 インストールガイド を参照してください NetShield アンチウィルススキャナとは NetShield for NetWare ソフトウェアにより ウィルスに感染したファイルをスキャンして駆除し Novell NetWare サーバをウィルスから守ります デフォルトでは NetShield ソフトウェアはすでに Symmetrical Multiprocessing (SMP) 環境をサポートするように構成されています NetShield for NetWare には McAfee のスキャンエンジンが組み込まれています このエンジンは Visual Basic 5.0 と 6.0 および Microsoft Office に感染する 53,000 を超えるウィルスを検出して駆除します McAfee では スキャンエンジンを改訂し 定期的にプログラムのウィルス定義ファイルをアップデートします ネットワークサーバの保護は ワークステーションでのウィルス対策の方法 定期的なバックアップ 有意義なパスワード保護 トレーニング ウィルス問題の企業レベルでの認識など 包括的なセキュリティプログラムの重要な要素の 1 つです Network Associates の以下の NetShield アプリケーションは Novell Corporation の認証を受けています NetWare 6.0 NetWare 5.0 NetWare 4.2 製品ガイド 11

12 NetShield for NetWare について McAfee では この製品と以下の製品との互換性を確認しています NetWare 6.0 NetWare 5.1 NetWare 5.0 NetWare 4.2 NetWare 4.11 バージョン 4.6 の変更点 このバージョン 4.6 には 以下の新機能があります epolicy Orchestrator 管理ソフトウェアとの統合 epolicy Orchestrator 管理ソフトウェアのバージョン 2.5 以降は NetShield for NetWare 製品のポリシーの管理と感染レポートをサポートします NetShield for NetWare は epolicy Orchestrator agent for NetWare と NetShield for NetWare の製品プラグインによりサポートされています Novell クラスタサービスのサポート Scan all volumes タスクを使用して オンデマンドスキャンを実行すると [scan now] では サーバにマウントされたすべての ( クラスタ ) ボリュームが対象となります また McConsole を使用してスキャンタスクを作成すると ボリュームのマウント名を指定して単一のクラスタボリュームをスキャンすることもできます 信頼できるサーバのアップデート このリリースでは TCP/IP を経由して信頼できるサーバによりアップデートできます スケジュールおよびリソースのロードができます アップデートされた FTP サポート このリリースでは FTP でファイアウォール /NAT 経由の転送ができます 正しく実装された FTP サーバ / ファイアウォール /NAT/ 透過プロキシを経由して 転送を行うことができます FTP サポートのアップデートにより ネットワーク環境での作業が改善されます セッションのスタンプ セッションスタンプ機能により すでにスキャンしたファイルが除外されるので スキャン速度が向上します ファイルは スキャンされると同時に不可視の スキャン済み プロパティでマークされます このプロパティには ファイルのスキャン日時 スキャナおよび DAT のバージョンが設定されます ファイルがアクセスされると スタンプがチェックされます スタンプが適切な基準に一致すると ファイルが再びスキャンされることはありません この機能は NetWare 4.X オペレーティングシステムの制約により Netware 5.X 以降でのみサポートされています 12 McAfee NetShield for NetWare v4.6

13 NetShield for NetWare について エンジンのアップグレードサポート このリリースでは FTP 経由でのエンジンのアップグレードが可能になりました この機能を実行すると アップグレードサーバの INI ファイルがチェックされ 最新バージョンのエンジンがあるかどうか確認されます より新しいバージョンが見つかると その新しいエンジンがダウンロードされ 古いエンジンの名前は変更されます NetWare 6.0 この製品は NetWare バージョン 6.0 をサポートしています 製品ガイド 13

14 NetShield for NetWare について 製品コンポーネント この製品は 1 つまたは複数の関連する機能やモジュールが組み合わされた複数のコンポーネントセットから構成され それぞれがサーバをウィルスから守る役目を果たします 次のようなコンポーネントセットがあります 共通コンポーネント このコンポーネントセットは スキャンエンジンおよびユーザインターフェースを生成するシェルのための NetWare Loadable Modules (NLM) プログラムのレジストリデータベース ウィルス定義ファイル インストールとレジストリ編集とパスワードを管理する実行可能なファイル ファイルの検証 プログラム機能をサポートするダイナミックリンクライブラリ 製品のアンインストール用ファイル ユーザ用の情報を記載したテキストファイル プログラムの機能の実行に必要なテキストファイル 状況依存のヘルプトピックスを含むヘルプファイルで構成されています これらのコンポーネントには以下の機能があります ヒューリスティックスキャン McAfee のスキャンエンジンは 未知のマクロやファイル感染型のウィルスを事前に検出することができます エンジンには ポジティブヒューリスティックとネガティブヒューリスティックがあり 前者ではスキャンしたファイルで ウィルスのような " 特徴を探し 後者で単に疑わしいコードと実際にウィルスであるコードとを識別します この結果 偽のウィルスを検出することは非常に少なくなります ファイル名のキャッシュ エンジンは すでにスキャンして駆除が済んだファイルについて ユーザが開いたり コピーまたは修正をしなければその後のスキャンからこれらを除外することができます マルチプロセッササポート ソフトウェアをマルチプロセッサ環境で実行することができます スキャンスレッドの割り振り オンアクセススキャナが実行中に使用するスキャンスレッドを設定できます ユーザインターフェース 次の 2 つのユーザインターフェースがあります AntiVirus コンソール このグラフィカルインターフェースにより インストール先のワークステーションからスキャン操作を設定したり 制御することができます NetShield サーバコンソール このインターフェースには スキャンタスクの進行状況と結果 さらに設定オプションも表示されます 14 McAfee NetShield for NetWare v4.6

15 NetShield for NetWare について オンアクセススキャナ このコンポーネントは サーバに書き込まれた またはサーバから読み込まれたファイルを継続的にウィルスから守ります NetShield NLM がサーバにロードされている場合 デフォルトによりオンアクセススキャナを使用できます 汎用性のあるプロパティページのセットにより ファイルやファイルのタイプを指定して 圧縮ファイルも含めスキャンすることができます また プロパティページを使用して ファイルをスキャンから除外したり ウィルス感染レポートやアラートを参照したり またウィルス検出時の対応を指定することもできます 感染ファイルについては 駆除 隔離 削除 無視のいずれかを選択できます このコンポーネントは ソフトウェアのインストールの際に完全に設定されます ユーザは セキュリティの必要性に応じて再設定することができます 詳細については 第 3 章 オンアクセススキャン を参照してください オンデマンドスキャナ このコンポーネントにより いつでもスキャナを起動して スキャンの対象または除外するものを指定したり ウィルス検出時の対応を決定したり またウィルス感染レポートやアラートを参照することができます また 指定の時間に または一定の間隔でスキャンを実行するようにスキャンタスクを作成することもできます 必要に応じて 多種多様なオンデマンドスキャンタスクを定義し 再度利用するためにその設定を保存したり また任意のサーバに別のサーバからスキャンタスクをインポートすることもできます スキャンウィザードを使用すれば 基本的なオンデマンドスキャンタスクを設定することができます 詳細については 第 4 章 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン を参照してください アラートマネージャ このコンポーネントは NetShield サーバでウィルスが検出されるとすぐにユーザに通知します アラートマネージャユーティリティによる通知方法は E メール ポケベル プリンタ SNMP トラップ またはその他を選択できます デフォルトでは アラートマネージャは事前に設定されていません ウィルス感染アラートメッセージを受信または配信するには アラートマネージャユーティリティを設定する必要があります 詳細については 74 ページの アラートマネージャの設定 を参照してください また アラートマネージャユーティリティは アラートの集中管理機能を使用して VirusScan ウィルス対策ソフトウェアなどの McAfee アンチウィルスデスクトップ製品がインストールされ適切に設定されているネットワークのワークステーションにウィルスが侵入するたびにユーザに通知します アラートの集中管理により デスクトップのウィルス対策ソフトウェアからアラートメッセージが収集され アラートマネージャを介して配布されます アラートの集中管理はあらかじめ設定されていますが これらのアラートメッセージを受信するには アラートマネージャを設定する必要があります 製品ガイド 15

16 NetShield for NetWare について 自動アップデート このコンポーネントにより ウィルス定義 (DAT) ファイルを自動的にアップデートして ネットワークにあるサーバに配布することができます ネットワークのサイズにより Network Associates FTP サイトから自動的に新しいファイルをダウンロードするユーザ独自の内部 FTP サイトのホストであるサーバを含め 1 つまたは複数の信頼できるサーバを指定します 次に ネットワークの他の NetShield for NetWare サーバは ユーザの信頼できるサーバから自動的に新しいファイルをダウンロードします これらのサーバのいくつか またはすべては順に 他のサーバへアップデートを送信 または他のサーバからアップデートを受信します このように 新しい DAT ファイルは うわさ話 のようにネットワークを通じて伝わっていきます 自動アップデート機能は 最新のウィルス定義 (DAT) ファイルをダウンロードして 最新の防御を保証するように設定する必要があります また 必要に応じて またはネットワーク環境に合うように自動アップデートタスクを設定します 詳細については 第 6 章 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート を参照してください マニュアル NetShield のマニュアルには 以下のものがあります 製品ガイド ( 本書 ) README.TXT ファイル オンラインヘルプファイル インストールガイド LICENSE ファイル CONTACT.TXT ファイル マニュアルについての詳細は 8 ページの 詳細情報 を参照してください 16 McAfee NetShield for NetWare v4.6

17 2 はじめに NetShield プログラムコンポーネントの有効化 ソフトウェアをインストールまたはアップグレードすると NetShield プログラムコンポーネントが有効になります システム要件およびインストールの手順については NetShield for NetWare 4.6 インストールガイド を参照してください NetShield ウィルス対策ソフトウェアは AntiVirus コンソールクライアントアプリケーションおよび NetWare Loadable Module (NLM) サーバアプリケーションで構成されています グラフィカルインターフェースを使用すると インストール先の任意のワークステーションからスキャンを設定 制御することができます またコンソールにより スキャン統計を参照し ウィルスアラートメッセージをセットアップすることもできます タスクを設定し サーバソフトウェアを管理するには AntiVirus コンソールが必要ですが バックグラウンドスキャンやスケジュールした任意のスキャンタスクを実行するのに NetShield NLM に開いたままにしておく必要はありません ただし すべてのスキャンタスクを実行するには NLM をロードしておく必要があります NetShield NLM サーバインターフェースについての詳細は 119 ページの NetShield NLM Server コンソール を参照してください サーバの NetShield NLM の開始 NetShield NLM を開始するには NetWare コンソールのプロンプトに netshld とタイプし ENTER キーを押します NetShield プログラムは プログラムのサポートファイルの位置を確認し 自身を初期化します 再度シャットダウンするまで実行は継続されます 詳細については NetShield サーバの停止 を参照してください NetShield サーバの停止 NetShield NLM をアンロードするには NetWare コンソールのプロンプトに unload netshld とタイプし ENTER キーを押します プログラムは直ちにプロセスのシャットダウンを開始します AntiVirus コンソールの開始 AntiVirus コンソールを開始するには [Start] をクリックして [Programs] にカーソルを合わせます 次に [McAfee NetShield for NetWare] にカーソルを合わせ [McAfee NetShield for NetWare Console] を選択します 製品ガイド 17

18 はじめに [Connect to remote computer] ダイアログボックスが開きます 図 2-1. [Connect to remote computer] ダイアログボックス NetShield サーバに接続するには : 1. 管理する NetShield サーバの名前を入力します 現在のコンソールからターゲットサーバに事前にログオンしている場合は をクリックしてドロップダウンリストからサーバを選択します 特定のサーバの場所を確認するために ネットワークツリーを表示するには [Browse] をクリックします 注意 : 特定のサーバを探すには [Advanced] をクリックして NetShield プログラムを使用する通信プロトコルを設定し 通信ポートを設定します これらの高度な機能についての詳細は 131 ページの ブロードキャストディスカバリによるサーバの指定 および 133 ページの 通信プロトコルと通信ポートの設定 を参照してください 18 McAfee NetShield for NetWare v4.6

19 はじめに 2. [OK] をクリックします [Login] ダイアログボックスが表示されます 3. 接続先のサーバのパスワードを入力します 初期パスワードは netshield です McAfee は サーバにログオン後すぐにパスワードを変更されることをお勧めします パスワードを変更するには [Tools] メニューで [Change Password] を選択します 4. [OK] をクリックします 接続先のサーバに定義されたタスクをリストした NetShield AntiVirus コンソールが表示されます サーバ名がコンソールのタイトルバーに表示されます メニューバーツールバー オンアクセススキャン オンデマンドスキャン 図 2-2. AntiVirus コンソール 注意 : 異なるサーバにログオンするには AntiVirus コンソールのツールバーのをクリックするか [Tools] メニューから [Remote Connection] を選択します [Connect to remote computer] ダイアログボックスの表示については 18 ページの手順 1 を参照してください (18 ページの図 2-1 を参照 ) タスクリスト タスクとは 固有の構成を持ち ある時間に特定のプログラムやスキャンを実行するための一連の指示です 初期段階には タスクリストにサーバを最小レベルで保護する一連のデフォルトのタスクが表示されています 必要に応じて追加のタスクを作成できます プログラムは オンアクセスタスク オンデマンドタスク 自動アップデートタスク の 3 つのタイプのタスクを実行します 製品ガイド 19

20 はじめに オンアクセスタスクオンアクセススキャナは NetShield サーバに書き込まれたファイルまたは読み出されたファイルについてウィルスを検索します オンアクセスタスクを設定して スキャンするファイルを指定したり 感染ファイルが検出された際の対応を指定することができます オンアクセスタスクを管理する設定を変更する方法については 33 ページの オンアクセスタスク を参照してください オンデマンドタスクおよびスケジュールを設定したタスクオンデマンドタスクでは スキャンをすぐに実行するか あるいは指定の日時または間隔で実行するのかを指定することができます ネットワークでスキャンするボリュームを指定したり 感染ファイルを検出した場合の対応を指定したり またアラートやログのオプションを選択して スキャンすることができます オンデマンドタスクおよびタスクのスケジュールを設定するには 第 4 章 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン を参照してください 自動アップデートタスク自動アップデートは 配布サイトとして指定したネットワークのサーバから新しいデータファイルを自動的に取り出します また自動アップデートは 別のコンピュータがダウンロードできるようにダウンロードしたファイルを別の配布サーバに送信することもできます 自動アップデートタスクを作成したり スケジュールを設定するには 第 6 章 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート を参照してください 自動アップグレードタスク 自動アップグレードは FTP を使用して自動的に最新のアップデートエンジンを取り出します 自動アップグレードタスクを作成したり スケジュールを設定するには 第 6 章 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート を参照してください 20 McAfee NetShield for NetWare v4.6

21 はじめに タスク統計リストのタスクをダブルクリックするか またはタスクを選択してから [Scan] メニューの [Statistics] を選択すると 統計情報 現在実行中のスキャンのアクション または最新のスキャン結果を参照できます 最新の結果の表示 図 2-3. タ [ Task Statistics] ウィンドウ 最新の結果の表示には リストにあるタスクの最新の結果の要約があります AntiVirus コンソールの使用 AntiVirus コンソールには 最も高い安全性の要求を満たすように NetShield サーバとの接続や切断 スキャンタスクの作成 削除 設定 実行 停止 インポートとエクスポート コピーなどを行うコマンドがあります すべてのコマンドは メニューから利用できます また 頻繁に使用するコマンドの多くは ツールバーのボタンからも使用できます コマンドによっては AntiVirus コンソールのタスクを選択して マウスを右クリックすると利用できるものもあります すべての選択メニューおよびツールバーのボタンに相当するものすべてのリストは 141 ページの付録 A を参照してください 製品ガイド 21

22 はじめに スキャンウィザードによるタスクの作成 NetShield プログラムには インストールすると直ちにウィルススキャンを開始できるオンアクセスタスクが事前に設定されています ただし アンチウィルスセキュリティの最低レベルを保証するには ネットワークトラフィックでウィルスを厳密に検査するオンアクセスタスクを設定したり 一連のオンデマンドタスクまたはスケジュールを設定したタスクを作成して アプリケーションをユーザの固有の必要性に合うようにする必要があります スキャンウィザードを使用すれば 直ちに基本的なオンデマンドタスクセットを作成することができ さらに必要があれば修正することもできます スキャンウィザードでは AntiVirus コンソールで選択してをクリックするか または [Scan] メニューで [Start] を選択すると実行されるオンデマンドタスクを作成します スキャンウィザードでは スケジュールを設定したスキャンタスクの作成はできません スキャンアクティビティにスケジュールを設定するには 以下のいずれかを行います スキャンウィザードを使用してスキャンタスクの範囲を定義し 次にオンデマンドスキャンプロパティページで設定を修正します 直接オンデマンドスキャンプロパティページに進み スケジュール設定したタスクを設定します 詳細については 64 ページの オンデマンドタスクのスケジュールの設定 を参照してください タスクの作成にスキャンウィザードを使用するには : 1. AntiVirus コンソールを起動し NetShield プログラムを実行している NetWare サーバにログオンします 詳細については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 および 21 ページの AntiVirus コンソールの使用 を参照してください 2. [Scan] メニューで [Scan Wizard] を選択し コンソールツールバーのをクリックします 最初のスキャンウィザードパネルが表示されます 3. [Next>] をクリックして続けます 22 McAfee NetShield for NetWare v4.6

23 はじめに 4. ウィルスをスキャンするボリュームを指定します 図 2-4. スキャン対象の指定 デフォルトでは ホストサーバのすべてのボリュームとそこに含まれるサブフォルダがスキャンされます この設定により 最も高いレベルのアンチウィルスセキュリティが得られるのです ただし このような包括的スキャンは時間がかかります スキャンアクティビティの範囲を限定すれば ある程度のセキュリティと引き換えにタスクの所要時間を短縮できます 新しいスキャン対象を追加するか または既存の対象を編集して 既存のスキャン対象を補足することができます a. [Add] をクリックして [Add Scan Item] ダイアログボックスを開きます すべてのボリュームの追加 選択したボリューム フォルダ またはファイルの追加 図 2-5. [Add Scan Item] ダイアログボックス リストからスキャン対象を選択します すべての NetWare ボリュームのスキャンを選択するか をクリックして 特定のフォルダ ボリューム またはファイルを選択します 製品ガイド 23

24 はじめに 特定のフォルダ ボリューム またはファイルを選択した場合は ボリュームの名前 またはフォルダやファイルのパスや名前を [Description] テキストボックスに入力します [Browse] をクリックして サーバのボリューム フォルダ またはファイルの場所を確認することができます 終了したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます 注意 : NetShield for NetWare ソフトウェアは コンピュータで Novell NetWare ボリュームとしてフォーマットされていないボリュームは無視します b. 既存のスキャン対象を削除するには リストからターゲットを選択して [Remove] をクリックします c. 既存のスキャン対象を修正するには リストからターゲットを選択し [Edit] をクリックして [Edit Scan Item] ダイアログボックスを開きます 図 2-6. [Edit Scan Item] ダイアログボックス 新しいスキャン対象を指定するには [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます d. スキャン対象が選択済みの場合は [Next>] をクリックして続けます 5. スキャンを実行する方法を指定します 24 McAfee NetShield for NetWare v4.6

25 はじめに 図 2-7. スキャンオプションの選択 製品ガイド 25

26 はじめに 以下のオプションから選択します [Scan All files] では NetWare サーバのすべてのボリューム フォルダ ファイルをスキャンします このスキャンは もっとも包括的であり このため時間がかかります スキャンアクティビティの範囲を限定すれば ある程度のセキュリティと引き換えにタスクの所要時間を短縮できます [Scan selected file types] では 指定したファイルタイプをスキャンします [File Types] をクリックして [Program File Extensions] ダイアログボックスを開き スキャンするファイルタイプを選択します 図 2-8. [Program File Extensions] ダイアログボックス 通常 ウィルスは 実行可能なコードが含まれてないファイルには感染しません このため ウィルスに最も感染しやすいファイルにスキャンの範囲を限定することができます スキャンするファイルのタイプを限定することで スキャンの所要時間を短縮できます 26 McAfee NetShield for NetWare v4.6

27 はじめに デフォルトでは 次の拡張子を持つファイルについてスキャンします 表 2-1. デフォルトのファイル拡張子??_ GR ACM ADT AP? ASD ASP AX? BA? BIN BO? CC? CDR CHM CLA CMD CNV CO? CP? CSC D?B DAT DEV DIF DL? DO? DRV EE? EML EX? FMT FO? GMS GWI GZ? HDI HLP HT? ICS IM? IN? JS? LGP LIB LNK LZH M3U MB0 MB1 MB2 MBR MD? MHT MOD MPD MPP MPT MRC MS? NWS OB? OC? OL? OTM OV? PCI PD? PHP PIF PLG POT PP? PRC QLB QPW QTC REG RTF SCR SCT SH? SIS SKV SMM SYS TD0 TGZ TLB TSP UNP VB? VS? VWP VXD WBK WIZ WP? WRI WS? X32 XL? XML XSL XTP XX? Z?? {?? 注意 :? はワイルドカードで ワイルドカードのある位置に任意の文字を表すのに使用されます たとえば 拡張子 EX? の場合 EX ではじまり 任意の文字が後に続く拡張子を持つすべてのファイルを検査します [Add] をクリックしてリストに追加します スキャンする拡張子を入力したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます リストから拡張子を削除するには [Delete] をクリックします [Default] をクリックすると デフォルトのファイルのタイプをリストに復元します 終了したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます [Include subfolders] では スキャン対象のボリュームのすべてのサブフォルダをスキャンします 選択したボリュームのルートレベルのみをスキャンするには [Include subfolders] チェックボックスをオフにします 製品ガイド 27

28 はじめに [Extract compressed files for scanning] では 圧縮ファイルを解凍してスキャンします これには GZ? PKLite (EXE) LHA (LZH) TD0 (Teledisk) LZEXE (EXE) ZIP などのメジャーな圧縮ファイル形式のほとんどが含まれています すべてのファイルのスキャンを選択した場合は 圧縮ファイルを解凍したファイルもスキャンアクティビティに含まれます 圧縮ファイルをスキャンしない場合は [Extract compressed files for scanning] チェックボックスをオフにします 注意 : 圧縮ファイル とは 他社製のファイル圧縮ユーティリティを使用して圧縮されたファイルを指し NetWare OS で圧縮されたファイルではありません 大容量の圧縮ファイルをスキャンするのに必要なディスクの空き容量については インストールガイド の サーバ要件 参照してください 6. スキャンオプションの選択が終了したら [Next>] をクリックして続けます 7. アラートとログのオプションを選択します 図 2-9. アラートとログのオプションの選択 [Notify Alert Manager] を選択すると ウィルスを検出するたびにアラートマネージャにメッセージを送信します アラートマネージャは ユーザが設定したすべてのチャンネルを経由してアラートメッセージを送信します アラートマネージャの設定については 73 ページの ウイルスアラートメッセージ を参照してください 28 McAfee NetShield for NetWare v4.6

29 はじめに [Log to file] を選択すると ユーザが開いて確認できるテキストファイルにスキャンの記録を保持します 次にアクションを記録するテキストファイルを選択します デフォルトでは ACTIVITY.TXT というファイルを使用します 別のテキストファイルを使用するには パスおよびファイル名を入力するか または [Browse] をクリックして ハードディスクのファイルを指定します ログファイルが大きくなりすぎないようにするには [Limit size of log file to] を選択します 次に 10 KB から 32,767 KB の間で値を入力します この値は ファイルの最大サイズを表しています 指定のサイズに達すると ログが削除され 再び開始されます 8. 通知およびアラートのオプションを選択したら [Next>] をクリックして続けます 9. ウィルス検出時の対応を選択します 以下のオプションがあります 図 ウィルスへの対応の指定 [Continue scanning] - ウィルスを検出すると 記録を作成し これ以上のアクションは行わずにスキャンを続行します アラートおよびログのオプションが設定されていれば アラートマネージャで指定されたアラートメソッドを使用して ユーザにウィルスの検出を知らせ ログに記録します 製品ガイド 29

30 はじめに [Move infected file to a folder] - 感染ファイルを指定のフォルダに隔離します デフォルトでは NetShiel サーバのホストであるボリュームの Infected という名前のフォルダにファイルを格納します スキャンウィザードでは別のフォルダを指定することはできませんが スキャンオプションの設定の際に指定できます 詳細については 49 ページの オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン を参照してください [Clean infected file] - 感染ファイルからウィルスを駆除し 感染前の元の状態に復元を試みます ソフトウェアの DAT ファイルには ほとんどのウィルスタイプに対するウィルスクリーナが含まれていますが ウィルスを駆除することができません この場合 [Notify Alert Manager] および [Log to file] オプションが有効であれば 送信するアラートメッセージおよびログファイルで感染を通知してから スキャンを続行します [Delete infected file] - 感染ファイルが検出されると 直ちにそのファイルを削除します あとでファイルが必要になった場合は バックアップからファイルを復元する必要があります 10. 対応を選択し終わったら [Next>] をクリックして続けます 11. 新しいタスクを直ちに実行するか あとで実行またはスケジュールを設定するために保存するかを選択します 図 タスクの実行または保存 オプションには以下のものがあります [Run task now without saving] - タスクを一度実行したら そのタスクを破棄します 30 McAfee NetShield for NetWare v4.6

31 はじめに [Save task without running] - あとで使用するためにタスクを保存します オンデマンドタスクとして実行するには タスクリストで選択し [Scan] メニューで [Start] を選択するか あとで実行するようにスケジュールを設定するかのいずれかを選択できます 詳細については 49 ページの オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン を参照してください タスクの名前をテキストボックスに入力して AntiVirus コンソールのタスクリストに保存します [Save and run task now] - タスクを直ちに実行し またあとで実行するために保存もします タスクの名前をテキストボックスに入力して AntiVirus コンソールのタスクリストに保存します 12. 必要な指定が終了したら [Finish] をクリックしてウィザードパネルを閉じます タスクを直ちに実行するよう指定した場合は 指定のボリュームのスキャンが開始されると [New Scan Task] ダイアログボックスが表示されます 図 [Task Statistics] ダイアログボックススキャンを停止するには AntiVirus コンソールのをクリックします 停止後にスキャンを再開するには をクリックします 製品ガイド 31

32 はじめに 32 McAfee NetShield for NetWare v4.6

33 3 オンアクセス スキャン オンアクセスタスク NetShield は オンアクセススキャンのコンポーネントを使用して 常時リアルタイムのウィルス検出および対応をサーバで実行します オンアクセススキャンでは NetShield for NetWare が稼動中のサーバにファイルの読み書きがあるたびに スキャンを実行します ファイルを初めてスキャンするときに セッションスタンプ機能は拡張属性を使用してスキャン状態を設定します この属性は スキャナと DAT のバージョン およびファイルがスキャンされた日時を表します このファイルに次にアクセスするときに このスタンプがチェックされます スタンプが条件に一致すると ファイルはスキャンされません スキャナまたは DAT ファイルのバージョンが更新されていると ファイルはスキャンされます スタンプの付いたファイルを修正したり ファイルの名前を変更すると セッションスタンプが削除され ファイルは再度スキャンされます オンアクセススキャンの設定 オンアクセススキャンのデフォルトの設定 デフォルトの設定では サーバでファイルの読み書きがあると 事前に定義されたファイルの拡張子 ( 種類 ) がスキャンされます この拡張子の種類には圧縮された実行ファイルは含まれますが その他の種類の圧縮ファイルは含まれません この拡張子のリストを使用すると ファイルタイプを追加または削除することができます また 事前に定義したファイルの種類のみでなく すべてのファイルをスキャンすることもできます オンアクセススキャナの初期設定では 4 つのスキャン方法があります 必要に応じて 1 つから 19 もの方法でスキャンを実行できます オンアクセスタスクの設定 [AntiVirus Console] ウィンドウに表示されるタスクを修正して セキュリティ要件に合うようにオンアクセススキャナを設定することができます オンアクセスタスクを設定するには : 1. AntiVirus コンソールを起動したら 管理する NetShield サーバにログオンします 起動方法については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください AntiVirus コンソールのタスクウィンドウが表示されます 製品ガイド 33

34 オンアクセススキャン オンアクセススキャンタスク 図 3-1. AntiVirus コンソール [NetShield for NetWare On-Access Monitor] の横のアイコンをクリックして 最後に行ったスキャンのステータス情報および結果を参照します 図 3-2. オンアクセススキャナの統計 アイコンを右クリックすると [Disable] ( オンアクセススキャンを停止する ) [Enable] ( 再開する ) [View Log...] ( アクションが記録されているアクティビティログを開く ) [Statistics] ( ステータスや結果などの情報を表示する ) [Properties...] ( オンアクセススキャンのプロパティページを開く ) なども選択することができます 2. タスクリストでオンアクセスタスクを選択し 次に [Scan] メニューから [Properties] を選択するか [Console] ツールバーのをクリックします オンアクセススキャナの [Statistics] ウィンドウを開いている場合は [Properties] をクリックします [NetShield Properties] ダイアログボックスが表示されます 34 McAfee NetShield for NetWare v4.6

35 オンアクセススキャン 図 3-3. [NetShield Properties] - [Detection] タブ [NetShield Properties] ダイアログボックスには 4 つのプロパティページがあり それぞれにオンアクセススキャンの 1 つのプロパティを決定します 各タブをクリックして 対応するプロパティページを表示し スキャンタスクを設定します 設定が終わったら [OK] をクリックして変更を保存し ダイアログボックスを閉じます [OK] をクリックするとすぐに 選択したオプションに従ってスキャンを開始します 以下では オンアクセススキャンのプロパティページで使用できるオプションについて説明します スキャンオプションの選択 [Detection] タブ (35 ページの図 3-3 参照 ) でオプションを設定して スキャンするサーバのボリュームやウィルス感染しやすいファイルの種類など オンアクセススキャンの範囲を定義します スキャンオプションを設定するには : 1. [Scan] セクションで スキャン対象のサーバトラフィックを選択します 以下のオプションを選択できます [Files written to server] ( 受信ファイルとも言います ) サーバ上で書き込みや変更が行われるファイルをすべてスキャンします 製品ガイド 35

36 オンアクセススキャン [Files read from server] ( 送信ファイルとも言います ) サーバから読み取られるファイルをすべてスキャンします ヒント : ファイルを 1 つのサーバから別のサーバにコピーまたは移動する場合に 両方のサーバ上の NetShield オンアクセスモニタがそれぞれのサーバに読み書きされるファイルをスキャンするように設定されている場合は 送信元のサーバがファイルを読み取ったとき および送信先のサーバにファイルが書き込まれたときに スキャンを実行します このような場合 サーバに書き込まれるファイルはスキャンせず 読み取られるファイルのみスキャンするようにすべてのサーバを設定すると スキャンの重複を避け 所要時間を短縮することができます すべてのサーバの設定を同じにすることが重要です 一部のサーバをサーバに書き込まれるファイルのみスキャンし その他のサーバをサーバから読み取られるファイルのみスキャンするように設定することはできません そのようにすると ウィルスに感染したファイルを 受信ファイルのみをスキャンするサーバから送信ファイルのみをスキャンするサーバにコピーできてしまいます あるサーバから ウィルス対策ソフトウェアで保護していないワークステーションにファイルをコピーしてから さらに送信先のサーバにコピーまたは移動することがよくある場合は すべてのサーバで受信トラフィックと送信トラフィックの両方のスキャンを行うことをお勧めします これにより ワークステーション上でウィルスに感染したファイルが送信先のサーバに転送されることを防止することができます 2. スキャンする各トラフィックのファイルタイプを指定します デフォルトのファイルタイプのリストは 27 ページの デフォルトのファイル拡張子 の表 2-1 にあります [All files] - 35 ページの手順 1 での選択に応じて NetWare サーバに読み書きされるすべてのファイルをスキャンします このオプションは 感染に対する最も協力な予防策ですが スキャンの実行時間が長くなることがあります [Selected file types] - このオプションを選択すると 感染しやすいファイルにスキャンの範囲を限定し スキャンの所要時間を短縮することができます [File Types] をクリックして [Program File Extensions] ダイアログボックスを開きます 36 McAfee NetShield for NetWare v4.6

37 オンアクセススキャン 図 3-4. [Program File Extensions] 拡張子をリストに追加するには [Add] をクリックします スキャンする拡張子を入力したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます リストから拡張子を削除するには 拡張子を選択して [Delete] をクリックします リストをデフォルトの状態に戻すには [Default] をクリックします 設定が終了したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます [Compressed executable files] - このオプションを選択すると PkLite または LZEXE を使用して圧縮された実行可能な圧縮ファイルをスキャンします これらのファイルタイプをスキャンするには [Compressed executable files] が選択されていることを確認してください 重要 : 実行可能な圧縮ファイルのスキャンには CPU の使用とサーバのメモリが必要です パフォーマンスの低下を避けるには ZIP ファイルなどの圧縮されたアーカイブファイルの中身についてはオンアクセススキャンを行わないようにします ネットワークがアーカイブファイルで感染しないようにするために これらのファイルでは通常のオンデマンドスキャンを実行することをおすすめします ネットワークのワークステーションにウィルス対策プログラムをインストールすると さらにウィルス保護対策を強化することができます 3. [OK ] をクリックすると 変更を保存して AntiVirus コンソールに戻ります 変更を保存しないで AntiVirus コンソールに戻るには [Cancel] をクリックします 製品ガイド 37

38 オンアクセススキャン 感染に対する対応 NetShield プログラムは 自動的に感染ファイルについて駆除 削除 移動 アクセス拒否を行い ウィルス感染の拡大を防ぎます [Action] プロパティページを使用して ユーザの作業環境に適したスキャナの対応を選択します スキャナの感染ファイルに対する対応を設定するには : 1. AntiVirus コンソールで タスクリストのオンアクセスタスクを選択し 次に [Scan] メニューから [Properties] を選択するか [Console] ツールバーでを選択します [NetShield Statistics] ウィンドウ (34 ページの図 3-2 参照 ) が開いている場合には [Properties] をクリックします [NetShield Properties] ダイアログボックスが表示されます 正しいプロパティページを表示するには [Actions] タブをクリックします 図 3-5. [NetShield Properties] - [Actions] タブ 2. をクリックして ウィルス検出時のスキャナのアクションを [When a virus is found] リストから選択します 以下の選択肢があります [Deny access to infected files and continue] - このオプションを選択すると スキャンの実行を促した NetWare の読み書きを中断し ウィルスが検出されたファイルへのアクセスを拒否します 38 McAfee NetShield for NetWare v4.6

39 オンアクセススキャン サーバに書き込まれるファイルへのアクセスが拒否されると そのファイルの拡張子の最初の文字が V に置換されます たとえば *.COM という拡張子のファイルは ウィルスに感染すると *.VOM になります このように 変更されたファイルの拡張子は通常 V?? となります ( ここで? はワイルドカードです ) 変更したファイル名が同じディレクトリの別のファイル名と矛盾する場合 プログラムは 2 番目のファイル名に数字を加え 最初のファイルと区別します たとえば XXX.ABC というファイルがウィルスに感染すると ファイル名は XXX.VBC になります その後 元の名前が XXX.VBC である別のファイルで感染が見つかると ファイル名は XXX1.VBC に変わります 数字はカウンタではありません 一意なファイル名を作成するために使用される単なる数字に過ぎません 感染ファイルで元の拡張子が何もついていない場合 ファイル名は *.VIR になります ウィルスの検出ができなかったり まだインストールされていない場合は 感染ファイルをサーバに書き込むことができます オンアクセススキャンではファイルからの読み取りが可能である以上 サーバにある感染ファイルへのアクセスは拒否されますが ファイル名は変更されません このため ファイルの読み取りが繰り返し試行されても その結果 V?? という拡張子がついたファイルの大量発生が繰り返されることはありません 注意 : [Deny access to infected files and continue] を選択する場合は 感染したファイルの記録が残るようにログオプションを必ずオンにしてください 詳細については 41 ページの オンアクセススキャンアクティビティのログへの記録 を参照してください [Move infected files to a folder] - このオプションを選択すると 感染ファイルが隔離フォルダに移動されます デフォルトでは NetShield プログラムのあるボリュームにフォルダが作成されます [Folder to move to] テキストボックスに別の名前を入力するか [Browse] をクリックしてネットワークで適切なフォルダを指定します サーバに書き込まれるファイルを移動できない場合は ファイル名に V?? 拡張子を付けて ユーザがそのファイルにアクセスできないようにします [Clean infected files automatically] - このオプションを選択すると 感染したファイルからウィルスの駆除を試みます このオプションはデフォルトです 製品ガイド 39

40 オンアクセススキャン サーバに書き込まれる感染したファイルからウィルスを駆除できない場合やウィルスが修復不可能な状態までファイルを破損した場合は ファイル名に V?? 拡張子を付けて ユーザがそのファイルにアクセスできないようにします そのようなファイルは削除し バックアップから復元する必要があります 感染しているファイルの記録が残るように ログオプションを必ずオンにしてください 詳細については 41 ページの オンアクセススキャンアクティビティのログへの記録 を参照してください [Delete infected files automatically] - このオプションを選択すると ウィルスの検出後 直ちに感染したファイルを削除します 後で必要になった場合は バックアップからファイルを復元する必要があります 感染したファイルの記録が残るようにログオプションを必ずオンにしてください 感染したファイルを削除できない場合は ファイル名に V?? 拡張子を付けて ユーザがそのファイルにアクセスできないようにします 3. ユーザが開いたファイル サーバからコピーしたファイル またはサーバに保存したファイルがウィルスに感染していることを警告するように設定するには [Send message to user] を選択して 表示するメッセージを入力します 注意 : Novell クライアントソフトウェアがロードされておらず Windows NT が起動している場合 このメッセージを受信するには Windows Messenger サービスを実行している必要があります Windows 95 では このメッセージの表示に WinPopup ユーティリティを起動しておく必要があります WinPopup は Windows のいくつかのバージョンに組み込まれています WinPopup のバージョンによっては 長いメッセージを短くすることができます 4. ユーザが書き込もうとしたファイルでウィルス感染が検出された場合 ネットワークの共有からそのユーザのリモートアクセス権を削除するには [Disconnect remote users and deny access to server ] を選択します 5. オンアクセスオプションを追加するには [Reports] タブをクリックします [OK] をクリックすると 変更を保存して AntiVirus コンソールに戻ります 変更を保存しないで AntiVirus コンソールに戻るには [Cancel] をクリックします 40 McAfee NetShield for NetWare v4.6

41 オンアクセススキャン オンアクセススキャンアクティビティのログへの記録 デフォルトでは 現在の設定とスキャン中のすべてのアクションの概要が ACTIVITY.TXT ファイルに書き込まれます このファイルにログを記録するよう設定することも テキストエディタを使用して別のファイルを作成することができます さらに あとでテキストエディタからログファイルを開いたり 印刷することもできます ログファイルの名前は DOS ファイルの命名規則に従う必要があります このため 長いファイル名は使用できません このファイルは ネットワークでウィルスのアクティビティを追跡したり ウィルスの検出やウィルス検出時の対応に使用する設定を記録するための重要な管理ツールです ファイルに記録された感染レポートにより バックアップからの書き換えの必要なファイル 隔離フォルダでの検査が必要なファイル サーバからの削除する必要のあるファイルを決定します ログファイルにアクションを記録するには : 1. AntiVirus コンソールで タスクリストからオンアクセスタスクを選択します 次に [Scan] メニューから [Properties] を選択するか [Console] ツールバーでをクリックします [NetShield Statistics] ウィンドウ (34 ページの図 3-2 参照 ) が開いていれば [Properties] をクリックします [NetShield Properties] ダイアログボックスが開きます [Reports] タブをクリックします 図 3-6. [NetShield Properties] - [Reports] タブ 製品ガイド 41

42 オンアクセススキャン 2. [Log to file] を選択します デフォルトでは ログ情報が書き込まれるのは ソフトウェアがインストールされているボリュームにある \MCAFEE\NETSHLD フォルダの ACTIVITY.TXT ファイルです 表示されるテキストボックスに別の名前を入力したり [Browse] をクリックしてサーバまたはネットワーク上の別の適切なファイルを指定することもできます 3. ログファイルのサイズを制限するには [Limit size of log file to] を選択して キロバイト単位でファイルサイズの値を入力します 入力する値は 10KB から 32,767 KB までです デフォルトでは 32,767KB に制限されています ログのデータが設定した値を超えると 古いログが消去され 記録が中断された位置から再び書き込みを開始します ログファイルのサイズを制限しないと ファイルのあるドライブの使用可能なメモリをすべて使用してしまう危険があります 4. ログファイルに記録する情報について対応するオプションを選択します 表示されるログオプションは [Actions] ページで選択したオプションによって決まります 詳細については 38 ページの 感染に対する対応 を参照してください 以下のログオプションを使用できます [Virus detection] - スキャンセッション中に発見した感染ファイルの数を記録します [Virus cleaning] - ウィルスを駆除したファイルの数を記録します このオプションは [Actions] ページで [Clean infected files automatically] を選択した場合にのみ選択できます [Infected file deletion] - システムから削除した感染ファイルの数を記録します このオプションは [Actions] ページで [Delete infected files automatically] を選択した場合にのみ選択できます [Infected file move] - 隔離ディレクトリへ移動したファイルの数を記録します このオプションは [Actions] ページで [Move infected files to a folder] を選択した場合にのみ選択できます [Session settings] - 各スキャンセッションについて [NetShield Properties] ダイアログボックスで選択したオプションを記録します 42 McAfee NetShield for NetWare v4.6

43 オンアクセススキャン [Session summary] - このチェックボックスをオンにすると 各スキャンセッション中に実行されたアクションの概要がログファイルに記録されます 概要には スキャンしたファイルの数 検出された感染ファイルの数とウィルスの種類 移動または削除したファイルの数 およびその他の情報があります オンアクセススキャンセッションは サーバのメモリにプログラムがロードされると開始します また スキャンソフトウェアをアンロードするか またはサーバを再起動すると終了します [Date and time] - ログエントリごとの日時を記録します [User name] - 各ログエントリの記録時にサーバにログインしていたユーザの名前を記録します 5. さらにオンアクセスオプションを選択する場合は [Exclusions] タブをクリックします [OK] をクリックすると 変更を保存して AntiVirus コンソールのタスクウィンドウに戻ります 変更を保存しないで AntiVirus コンソールに戻る場合は [Cancel] をクリックします スキャン対象からの除外 NetWare サーバに保存されているファイルの多くは ウィルスに感染することも 変更されることも 外部トラフィックからアクセスされることもありません これらのファイルに対してオンアクセススキャンを実行すると 時間がかかるだけでなく 感染が見つかることはほとんどありません スキャンの所要時間を短縮するには ウィルスに感染しやすいファイルタイプ ( 詳細については 35 ページの スキャンオプションの選択 を参照 ) のみにスキャンを制限するか 感染しないことがわかっているファイルやフォルダを検査対象から除外する必要があります まず最初にオンデマンドスキャンで徹底的に調べて システムに感染ファイルがないことを確認してから ファイルやフォルダをオンアクセススキャンの対象から除外することができます オンアクセススキャンの対象からファイル フォルダ ボリュームを除外するには : 1. AntiVirus コンソールで タスクリストからオンアクセスタスクを選択し 次に [Scan] メニューから [Properties] を選択するか [Console] ツールバーのをクリックします [NetShield Statistics] ウィンドウ (34 ページの図 3-2 参照 ) が開いている場合には [Properties] をクリックします [NetShield Properties] ダイアログボックスが開きます [Exclusions] タブをクリックします 製品ガイド 43

44 . オンアクセススキャン 図 3-7. [NetShield Properties] - [Exclusions] タブ [Exclusions] ページに NetWare がシステムのプロセスを追跡を記録するのに使用する 3 つのシステムデータベースファイルとトランザクションファイルが表示されます スキャナはこれらのファイルをスキャン対象から除外します これは これらのファイルがウィルス感染しにくく NetWare がファイルを開いたままにしてほぼ継続して使用しているため これらのファイルをスキャンする必要がないためです オンラインアクセススキャンでは 次の 4 つのファイルがサーバから読み取られる際にはスキャン対象から除外され SYS:BACKOUT.TTS については サーバに書き込まれる際にも除外されます 除外されるファイルは 以下のとおりです SYS:SYSTEM\NET$OBJ.SYS ( 送信オンアクセススキャンで除外 ) SYS:SYSTEM\NET$PROP.SYS ( 送信オンアクセススキャンで除外 ) SYS:SYSTEM\NET$VAL.SYS ( 送信オンアクセススキャンで除外 ) SYS:BACKOUT.TTS ( 送受信オンアクセススキャンで除外 ) ファイルを除外リストに追加することはできますが デフォルトの除外ファイルをリストからはずすことはできません 注意 : NetWare 5.0 の場合は 4 つのシステムデータベースファイルがスキャン対象から除外されます 44 McAfee NetShield for NetWare v4.6

45 オンアクセススキャン 2. スキャン対象から除外するファイルまたはフォルダを指定します 以下の手順で行います [Add ] をクリックすると [ Add Exclusion Item] ダイアログボックスが開きます 図 3-8. [Add Exclusion Item] a. スキャン対象から除外するボリューム ファイルのパス またはフォルダのパスを入力するか [Browse] をクリックしてサーバのファイルまたはフォルダを指定します 注意 : プログラムが自動的に感染ファイルを隔離フォルダに移動するように設定されている場合は そのフォルダは スキャン対象から除外されます b. 指定のフォルダで指定のファイルのみをスキャンして サブフォルダを除外するには [Include subfolders] を選択します c. ファイルやフォルダの除外を サーバへの書き込みで行うのか 読み取りで行うのか またその両方で行うのかを指定します [Writing to this location] を選択すると ネットワークユーザはファイルやフォルダをスキャンせずにサーバボリュームに保存できます [Reading from this location] を選択すると ネットワークユーザは ファイルやフォルダをスキャンせずにサーバボリュームから読み取ることができます d. [OK] をクリックすると 変更を保存してダイアログボックスを閉じます 手順 c から手順 d を繰り返して オンアクセススキャンの対象から除外するファイルやフォルダをすべて指定します 製品ガイド 45

46 オンアクセススキャン [Change the exclusion list] - スキャンの除外の設定を変更するには [Edit] をクリックして [Edit Exclusion Item] ダイアログボックスを開きます 変更が終了したら [OK] をクリックして ダイアログボックスを閉じます [Remove an item from the list]- スキャンの除外対象を削除するには リストで選択してから [Remove] をクリックします すると 次のオンアクセススキャンでこのファイルまたはフォルダはスキャンされます 3. [OK] をクリックすると 変更を保存して AntiVirus コンソールに戻ります 変更を保存しないで AntiVirus コンソールに戻るには [Cancel] をクリックします スキャン結果の表示 オンアクセススキャンの実行中 または終了後にスキャン結果を表示することができます 結果には スキャン対象のファイルの数 検出されたウィルスの数 および対応したアクションの概要が表示されます オンアクセススキャンの統計と結果を表示するには : 1. AntiVirus コンソールを起動し タスクを実行する NetWare サーバに接続します コンソールを起動し NetShield サーバにログオンする方法については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください 2. タスクリスト (34 ページの図 3-1 参照 ) の [NetShield for NetWare On-Access Monitor ] をダブルクリックするか [Scan] メニューから [Statistics] を選択すると [Task Statistics] ダイアログボックスが開きます 図 3-9. オンアクセススキャナの統計 46 McAfee NetShield for NetWare v4.6

47 オンアクセススキャン オンアクセススキャンの実行中に 現在スキャンされているファイルの名前がダイアログボックスの [Last file scanned] に表示されます パネルの [Statistics] には これまでスキャンされたファイルの数 感染ファイルの数 およびその傾向が表示されます オンアクセススキャンが実行されていない場合は 最後に行ったオンアクセススキャンの結果が表示されています 注意 : この情報は NetShield NLM サーバコンソールでも参照できます 119 ページの タスクリストの表示 を参照してください スキャン済みとして報告されるファイルの数は ユーザがスキャン対象として認識している数とは異なります これは ユーザがスキャン済みのファイルを数える方法とスキャナがそのプロシージャを数える方法が異なるためです たとえば ZIP ファイルが1 つのファイルとして表示されても スキャナは ZIP ファイル自身と同様 ZIP ファイルに含まれている各ファイルも数えているのです Windows エクスプローラでは 関連するアイコンが検索されると ファイルを何度も開くことがあります エクスプローラがファイルを開くたびにそのファイルはスキャンされます ただし ユーザは開いているその 1 つのファイルのみがスキャンを引き起こしたと考えます 3. タスク統計の表示を終了するには [Close] をクリックして AntiVirus コンソールに戻ります 製品ガイド 47

48 オンアクセススキャン 48 McAfee NetShield for NetWare v4.6

49 オンデマンドスキャンとスケ 4 ジュールスキャン オンデマンドタスク オンデマンドスキャンコンポーネントを使用すると 都合の良いときまたは定期的に サーバ全体または一部をウィルス検査することができます オンデマンドスキャンを使用すると オンアクセススキャンが実施する継続的なサーバの保護を補強したり 通常のネットワークでの作業の妨げにならないときに定期的にスキャンを実行するようスケジュールを設定することができます オンデマンドスキャナは キャッシュファイルに 4,000 ものファイル名を格納することができます これにより これらのファイルを一度スキャンすると ファイルを使用したり変更しないかぎり これらのファイルをその後のスキャン対象から除外します 初めてスキャンされるときに セッションスタンプ機能によりファイルの拡張属性にスキャン状態が設定されます この属性は スキャナと DAT のバージョン およびファイルがスキャンされた日時を表します 次にこのファイルがアクセスされるときに このスタンプがチェックされます スタンプが条件に一致する場合は ファイルはスキャンされません スキャナまたは DAT ファイルのバージョンが更新されていると ファイルはスキャンされます スタンプの付いたファイルをシステムから削除すると これらの属性も削除されます スタンプの付いたファイルを修正したり ファイルの名前を変更すると セッションスタンプが削除され ファイルはスキャンされます NetShield プログラムには サーバのすべてのボリュームをスキャンする Scan All Volumes というデフォルトのオンデマンドタスクが設定されています [Scan All Volumes] を選択したら 次に [Scan] メニューから [Start] を選択します 製品ガイド 49

50 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン オンデマンドタスクの作成 サーバの設定やネットワーク環境に適した包括的なタスクと同様 他のタスクを定義することもできます はじめに スキャンウィザードを使用してオンデマンドタスクを作成する (22 ページの スキャンウィザードによるタスクの作成 参照 ) か 別の McAfee ウィルス対策製品 ( 詳細については 21 ページの AntiVirus コンソールの使用 を参照 ) からタスク定義を読み込みます また AntiVirus コンソールの機能を利用して 新しいタスクを作成することもできます 新しいオンデマンドタスクを作成するには : 1. AntiVirus コンソールを起動してから 管理する NetShield サーバにログオンします コンソールを起動し NetShield サーバにログオンする方法については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください 2. [Scan] メニューから [New Task] を選択するか [Console] ツールバーのをクリックします AntiVirus コンソールのタスクウィンドウに新しいオンデマンドタスクが表示されます 図 4-1. 新しいオンデマンドタスクが表示された AntiVirus コンソール 3. タスクに新しい名前を入力し コンソールウィンドウの一部をクリックすると 新しい名前が付きます 4. 新しいタスクを選択して [Scan] メニューから [Properties] を選択するか をクリックします [Task Properties] ダイアログボックスが開きます 50 McAfee NetShield for NetWare v4.6

51 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 図 4-2. [Task Properties] - [Detection] タブ [Task Properties] ダイアログボックスには 5 つのプロパティページがあり それぞれがオンデマンドスキャンの 1 つのプロパティを決定します 各タブをクリックして 対応するプロパティページを表示し スキャンタスクを設定します 設定が終了したら [OK] をクリックし 変更を保存してダイアログボックスを閉じます 以下では 各プロパティページで選択可能なオプションについて説明します 製品ガイド 51

52 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン オンデマンドスキャンとスケジュールスキャンの設定 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャンのデフォルトの設定 デフォルトでは 事前に定義されたファイルの拡張子 ( 種類 ) に対してスキャンが実行されます 拡張子は 編集可能なリストに表示されます 事前定義されたファイルタイプのリストを表示する方法については 27 ページの デフォルトのファイル拡張子 の表 2-1 を参照してください リストに拡張子を追加したり リストから削除したり またファイルタイプに関係なくすべての非圧縮ファイルをスキャンするように選択することができます 注意 : オンデマンドスキャナは [Detection] のプロパティページで [Extract compressed files for scanning] を選択すると オンアクセススキャンで [Detection] のプロパティページで [Compressed executable files] を選択した場合と同じファイル範囲をスキャンします PKLite および LZEXE で作成された自己解凍型実行可能ファイルと通常の EXE ファイルがスキャンされます デフォルトでは オンデマンドスキャナは指定のフォルダにあるサブフォルダをスキャンします オンデマンドスキャナは 感染ファイルからウィルスを自動的に駆除しようとします オンデマンドスキャナがウィルスを検出すると スキャンを実行したユーザにメッセージが送信されます 必要に応じて異なる対応を選択できます スキャンアクティビティの結果は SYS:MCAFEE\NETSHLD ディレクトリの ACTIVITY.TXT ファイルでログに記録されます NetShield の初期設定では ログファイルのサイズに制限はありませんが ユーザがサイズを制限することはできます ログファイルには以下の情報が記録されます 52 McAfee NetShield for NetWare v4.6 スキャナが検出したウィルスの数 スキャナが駆除したウィルスの数 スキャンセッションのユーザ設定 スキャンアクティビティの概要 スキャンタスクが実行された日時 スキャンタスクを生成したユーザの名前 ユーザが行ったウィルス検出時の対応の設定に応じて レポートの内容を修正できます

53 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン いくつかのシステムファイルはスキャン対象から除外されます 通常のオンデマンドスキャンでは 以下のファイルはスキャンされません SYS:BACKOUT.TTS _ADMIN: SYS:_SWAP_.MEM 除外リストにファイルを追加することはできますが リストからデフォルトの除外ファイルをはずすことはできません スキャンオプションの選択 [Detection] ページ (51 ページの図 4-2 参照 ) を使用して オンデマンドスキャンの範囲 スキャン対象のサーバのボリュームやウィルスに感染する可能性のあるファイルの種類を定義します デフォルトでは SYS ボリュームおよびサーバのその他すべてのボリュームの中身全体が新しいスキャンタスクの対象となります 注意 : これは 49 ページで説明した Scan All Volumes という名前のデフォルトのオンデマンドタスクの設定とは異なります 新しくタスクを作成して より範囲の狭い包括的なスキャンアクティビティを定義し ボリューム全体をスキャンする場合よりもスキャン時間を短縮したり スキャン対象を限定したり 今後のスキャンで再使用することができます 製品ガイド 53

54 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 新しいタスクの設定 1. [Task Properties] ダイアログボックス (51 ページの図 4-2 参照 ) で [Item Name] 列の [All volumes] エントリを選択します 2. リストからタスクを削除するには [Remove] をクリックします 3. [Add] を選択すると [Add Scan Item] ダイアログボックスが表示されます 4. をクリックして スキャン対象のタイプとして [Folder or volume] または [File] のいずれかを選択します [Add scan item] ダイアログボックスが更新され [Description] 部分にテキストボックスおよび [Browse] ボタンが表示されます 図 4-3. オプションが選択された [Add Scan Item] ダイアログ 5. [Description] ボックスで スキャン対象のパスを入力します [Browse] をクリックして サーバのファイルまたはボリュームを指定できます 設定が終了したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます 6. 設定を続けます 55 ページの スキャンアクティビティの設定 を参照してください 注意 : Novell NetWare ボリュームとしてフォーマットされていないコンピュータでは ボリュームはスキャンされません 既存のタスクの設定変更 新しいタスクを作成したら 別のボリュームまたはフォルダを代用したり 特定のフォルダを指定 そのタスクを編集することができます 1. [Task Properties] ダイアログボックス (51 ページの図 4-2 参照 ) で 編集するタスクを選択します 2. リストから設定を変更するタスクを選択して [Edit] をクリックします [Edit scan item] ダイアログボックスが表示されます 54 McAfee NetShield for NetWare v4.6

55 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 図 4-4. [Edit scan item] 3. をクリックして スキャン対象のタイプとして [Folder or volume] または [File] のいずれかを選択します 4. [Description] ボックスで 改訂したスキャン対象のパスを入力します [Browse] をクリックしてサーバのファイルまたはボリュームを指定できます 設定が終了したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます 5. スキャンタスクの設定を続ける方法については スキャンアクティビティの設定 を参照してください スキャンアクティビティの設定 いくつかのオプションでは 以下のようなスキャンアクティビティのオプションを定義できます [Include subfolders] を選択すると スキャン対象のボリュームにあるすべてのサブフォルダをスキャンします 選択したボリュームについてルートレベルでのみスキャンを実行する場合は [Include subfolders] を選択します [All files] を選択すると NetWare サーバのボリューム フォルダ ファイルのすべてをスキャンします このスキャンは最も包括的であるため スキャンの時間は長くなります スキャンアクティビティの範囲を限定すれば セキュリティはある程度の低くなりますが タスクの所要時間を短縮できます [Selected file types] を選択すると 指定されたファイルタイプをスキャンします [File Types] をクリックすると [Program File Extensions] ダイアログボックスが開き スキャンするファイルタイプを選択できます 事前定義されたファイルタイプのリストを表示する方法については 27 ページの デフォルトのファイル拡張子 の表 2-1 を参照してください 製品ガイド 55

56 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 図 4-5. [Program File Extensions] 通常ウィルスは 実行可能なコードを含まないファイルには感染しません このため 実行可能なコードを持つファイルにスキャンの範囲を限定し スキャンの所要時間を短縮することができます? はワイルドカードで ワイルドカードのある位置に任意の文字を表すのに使用されます たとえば 拡張子 EX? の場合 EX ではじまり 任意の文字が後に続く拡張子を持つすべてのファイルを検査します 拡張子をリストに追加するには [Add] をクリックします スキャンする拡張子を入力したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます リストから拡張子を削除するには 拡張子を選択して [Delete] をクリックします リストをデフォルトのファイルタイプに戻すには [Default] をクリックします 設定が終了したら [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます [Extract compressed files for scanning] これを選択すると 圧縮ファイルを解凍してスキャンできるようにします これには GZ? PKLite (EXE) LHA (LZH) TD0 (Teledisk) LZEXE (EXE) ZIP などのメジャーな圧縮ファイル形式のほとんどが含まれています すべてのファイルのスキャンを選択した場合は 圧縮ファイルを解凍したファイルもスキャン対象になります 圧縮ファイルをスキャンしない場合は [Extract compressed files for scanning] を選択します 56 McAfee NetShield for NetWare v4.6

57 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 6. 他のサーバでスキャンタスクの優先度を設定し スキャンから一連のファイルを除外するには [Advanced] をクリックして [Advanced Scanner Settings] ダイアログボックスを表示します 図 4-6. [Advanced Scanner Settings] ダイアログボックス ここでは さらに以下のようなスキャン対象の追加 除外 優先化などを行うことができます [Scan priority] - スライダを左に動かすと NetWare サーバが実行する他のタスクより優先順位が低くなります これによりスキャンの所要時間は長くなりますが サーバの他のソフトウェアのスキャン速度が遅くなることはありません 今後 サーバで他のサービスを実行する必要がある場合は スキャンタスクの優先順位を低くしてください スライダを右に動かすと 優先順位は サーバが実行する他のタスクより高くなります これにより スキャン速度は速くなりますが 他のソフトウェアのプロセッサ時間を奪い 他のアプリケーションの実行速度が遅くなります 今後 サーバで他のソフトウェアを実行する必要があまりない場合は 優先順位を高くしてください デフォルトでは プログラムは他のサービスと比較して スキャンタスクの優先度バランスをとろうとします 製品ガイド 57

58 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン [Skip CD-ROM scanning] を選択すると NetWare サーバにマウントされた CD-ROM ドライブをスキャン対象から除外します サーバやネットワークから CD が感染することはありませんが それでも CD には書き込みまたは製造過程でウィルスが入り込むことがあります McAfee は CD についてもウィルススキャンを実行することをお勧めします [Skip floppy scanning] を選択すると NetWare サーバにマウントされたフロッピーディスクドライブをスキャン対象から除外します McAfee は フロッピーをスキャンすることをお勧めします [Skip files compressed by the OS] を選択すると 要求があるまで圧縮したままにするよう NetWare に設定したファイルをスキャンから除外します 圧縮ファイルのスキャンには非常に時間がかかるため このオプションを選択するとスキャンの所要時間を短縮することができます ただし ウィルス感染の危険性も考えられます [Skip migrated files] を選択すると NetWare が外部ストレージにアーカイブし 格納したファイルをスキャン対象から除外します これは 外部ストレージのスキャンは非常に時間がかかるため このオプションを選択するとスキャンの所要時間を短縮することができます ただし ウィルス感染の危険性も考えられます このスキャンタスクでのファイルの優先度 およびスキャン対象から除外の設定が終了したら [OK] をクリックして [Advanced Scanner Settings] ダイアログボックスを閉じます 7. さらにオンデマンドタスクのオプションを選択するには [Actions] タブをクリックします 変更を保存して AntiVirus コンソールに戻るには [OK] をクリックします 変更を保存しないで AntiVirus Console に戻るには [Cancel] をクリックしてください 58 McAfee NetShield for NetWare v4.6

59 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 感染ファイルへの対応 このプログラムは 感染ファイルからのウィルスの駆除 感染ファイルの削除 感染ファイルの移動 感染ファイルへのアクセスの拒否を自動的に実行して ウィルス感染が広がるのを防ぎます [Actions] のプロパティページを使用して 作業環境に適したスキャナの対応を選択します 感染ファイルに対する対応を設定するには : 1. AntiVirus コンソールで タスクリストで作成したオンデマンドタスクを選択し [Scan] メニューから [Properties] を選択したら [Console] ツールバーのをクリックします [Task Properties] ダイアログボックスが開きます [Actions] タブをクリックして正しいプロパティページを開きます 図 4-7. [Task Properties] - [Actions] タブ 2. をクリックして ウィルスを検出した際のスキャナの対応を [When a virus is found] リストから選択します 以下の選択肢があります [Continue Scanning] - これを選択すると ウィルスを検出した日時が記録され 他には何もしないでスキャンを続行します アラートおよびログへの記録を行うオプションをオンにしている場合は ウィルスの検出が通知され ログに記録されます 詳細については 62 ページの オンデマンドスキャンアクティビティのログへの記録 を参照してください 製品ガイド 59

60 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン [Move infected file to a folder] - これを選択すると スキャナはウィルスに感染したファイルを隔離フォルダに移動します デフォルトでは 感染したファイルをそのファイルがあるボリュームの Infected という名前のフォルダに移動し その感染ファイルへのパスをそこにコピーします たとえば スキャナが SYS:USERS\JOE でウィルスに感染したファイルを検出し ユーザが隔離ディレクトリとして SYS:INFECTED を指定すると ファイルが SYS:INFECTED\USERS\JOE にコピーされます 所定のテキストボックスに別の名前を入力できます このアクションを選択すると [Browse] ボタンが表示され ネットワークの適切なフォルダを指定することができます サーバに書き込まれる感染ファイルを移動できない場合は ファイルの拡張子の最初の文字を V に置換して区別します たとえば ファイル名が *COM の場合 ウィルスに感染すると *.VOM になります 同様に *EXE であれば *.VXE になります このように変更されたファイルの拡張子は 通常 V?? となります ( ここで? はワイルドカードです ) 変更されるファイル名が ウィルス感染がまた検出されたその他のファイル名と一致する場合 2 番目に感染が検出されたファイルの名前に数字を加えて 最初の感染ファイルと区別します たとえば XXX.ABC というファイルがウィルスに感染すると ファイル名は XXX.VBC になります 続けて XXX.VBC と言う名前の別のファイルでも感染が見つかると ファイル名は XXX1.VBC に変わります 数字はカウンタではありません 一意なファイル名を作成するために使用される単なる数字に過ぎません 感染ファイルの元の名前に拡張子がない場合は *.VIR になります ウィルス検出がオフになっていたり まだインストールされていない場合は 感染ファイルをサーバに書き込むことができます サーバから感染ファイルを読み取ろうとしても そのアクセスは拒否されますが ファイル名は変更されません このため ファイルの読み取りが繰り返し試行されても その結果 V?? という拡張子がついたファイルの大量発生が繰り返されることはありません 注意 : 感染したファイルの記録が残るようにログオプションを必ずオンにしてください 詳細については 62 ページの オンデマンドスキャンアクティビティのログへの記録 を参照してください 60 McAfee NetShield for NetWare v4.6

61 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン [Clean infected file] - これを選択すると 感染ファイルからウィルスの駆除を試みます これはデフォルトの対応です サーバに書き込まれる感染したファイルからウィルスを駆除できない場合やウィルスが修復不可能な状態までファイルを破損した場合は ファイル名に V?? 拡張子を付けて ユーザがそのファイルにアクセスできないようにします そのようなファイルは削除し バックアップから復元する必要があります 感染したしてフラグのついたファイルの記録が残るように ログオプションを必ずオンにしてください その後 破損されたファイルはバックアップのコピーから復元することができます 詳細については 62 ページの オンデマンドスキャンアクティビティのログへの記録 を参照してください [Delete infected file] - これを選択すると ウィルスの検出後 直ちに感染したファイルを削除します 後で必要になった場合は バックアップからファイルを復元する必要があります 感染したファイルの記録が残るようにログオプションを必ずオンにしてください サーバに書き込まれる感染したファイルを削除できない場合は ファイル名に V?? 拡張子を付けて ユーザがそのファイルにアクセスできないようにします 3. 感染ファイルの検出を警告するには [Notify Alert Manager] を選択します アラートマネージャは 各種チャンネルを通じてメッセージを送信し ウィルスの検出を警告します アラートマネージャの設定方法については 73 ページの ウイルスアラートメッセージ を参照してください 4. さらにオンデマンドオプションを選択するには [Reports] タブをクリックします 保存を変更して AntiVirus コンソールに戻るには [OK] をクリックします 変更を保存しないで AntiVirus コンソールに戻るには [Cancel] をクリックしてください 製品ガイド 61

62 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン オンデマンドスキャンアクティビティのログへの記録 デフォルトでは 現在の設定とスキャン中のすべてのアクションの概要が ACTIVITY.TXT ファイルに書き込まれます このファイルにログを記録するよう設定することも テキストエディタを使用して別のファイルを作成することもできます さらに あとでテキストエディタからログファイルを開いたり 印刷することもできます ログファイルの名前は DOS ファイルの命名規則に従う必要があります このため 長いファイル名は使用できません このファイルは ネットワークでウィルスのアクティビティを追跡したり ウィルスの検出やウィルス検出時の対応に使用する設定を記録するための重要な管理ツールです ファイルに記録された感染レポートにより バックアップからの書き換えの必要なファイル 隔離フォルダでの検査が必要なファイル サーバからの削除する必要のあるファイルを決定します ログファイルにアクションを記録するには : 1. AntiVirus コンソールから タスクリストで作成したオンデマンドタスクを選択し [Scan] メニューから [Properties] をクリックするか [Console] ツールバーのをクリックします [Task Properties] ダイアログボックスが開きます [Reports] タブをクリックします 図 4-8. [Task Properties] - [Reports] タブ 62 McAfee NetShield for NetWare v4.6

63 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 2. [Log to file] を選択します デフォルトでは ログ情報が書き込まれるのは ソフトウェアがインストールされているボリュームにある \MCAFEE\NETSHLD フォルダの ACTIVITY.TXT ファイルです 所定のテキストボックスに別の名前を入力したり [Browse] をクリックしてサーバまたはネットワーク上の別の適切なファイルを指定することもできます 3. ログファイルのサイズを制限するには [Limit size of log file to] を選択して KB 単位でファイルサイズの値を入力します 入力する値は 10KB から 32,767KB までです デフォルトでは 32,767KB に制限されています ログのデータが設定した値を超えると 古いログが消去され 記録が中断された位置から再び書き込みを開始します ログファイルのサイズを制限しないと ファイルのあるドライブの使用可能なメモリをすべて使用してしまう危険があります 4. ログファイルに記録する情報について対応するオプションを選択します 表示されるログオプションは [Actions] ページで選択したオプションによって決まります 詳細については 59 ページの 感染ファイルへの対応 を参照してください 以下のログオプションを使用できます [Virus detection] - スキャンセッション中に発見した感染ファイルの数を記録します [Virus cleaning] - ウィルスを駆除したファイルの数を記録します このオプションは [Actions] ページの [Clean infected file] を選択した場合にのみ選択できます [Infected file deletion] - システムから削除した感染ファイルの数を記録します このオプションは [Actions] ページの [Delete infected file] を選択した場合にのみ選択できます [Infected file move] - 隔離ディレクトリへ移動したファイルの数を記録します このオプションは [Actions] ページの [Move infected file to a folder] を選択した場合にのみ選択できます [Session settings] - 各スキャンセッションについて [NetShield Properties] ダイアログボックスで選択したオプションを記録します 製品ガイド 63

64 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン [Session summary] - このチェックボックスをオンにすると 各スキャンセッション中に実行されたアクションの概要がログファイルに記録されます 概要には スキャンしたファイルの数 検出された感染ファイルの数とウィルスの種類 移動または削除したファイルの数 およびその他の情報があります オンアクセススキャンセッションは サーバのメモリにプログラムがロードされると開始します また スキャンソフトウェアをアンロードするか またはサーバを再起動すると終了します [Date and time] - ログエントリごとの日時を記録します [User name] - 各ログエントリの記録時にサーバにログインしていたユーザの名前を記録します 5. さらにオンデマンドオプションを選択する場合は [Schedule] タブをクリックします 変更を保存して AntiVirus コンソールに戻るには [OK] をクリックします 変更を保存しないで AntiVirus コンソールに戻るには [Cancel] をクリックしてください オンデマンドタスクのスケジュールの設定 指定の日時 または指定の頻度でスキャンを実行するようにスケジュールを設定するツールがあります 不在の場合や都合のよい日時 またはその他必要に応じた方法でスキャンのスケジュールを設定することができます オンデマンドタスクのスケジュールを設定するには : 1. AntiVirus コンソールから タスクリストで作成したオンデマンドタスクを選択し [Scan] メニューから [Properties] を選択するか [Console] ツールバーのをクリックします [Task Properties] ダイアログボックスが開きます [Schedule] タブをクリックします 64 McAfee NetShield for NetWare v4.6

65 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 図 4-9. [Task Properties] - [Schedule] タブ 2. [Enable scheduler] を選択して [Run] および [Start At] のオプションを有効にします 3. [Run] でタスクを実行する頻度を選択するか プログラムのロードと同時にタスクを実行するように [At Startup] を選択します 選択した頻度によって [Start at] で異なるタスクスケジュールの選択ができます 以下の頻度を選択できます [Once] - これを選択すると 指定された日時に 1 度だけタスクが実行されます [Start at] の一番左のテキストボックスに時間を入力し 次にリストから右のテキストボックスに月と日付を選択します [Hourly] - これを選択すると サーバが稼動していて プログラムが起動中であれば タスクは 1 時間ごとに実行されます テキストボックスに毎時何分後にタスクを実行するかを指定します [Daily] - これを選択すると 指定した日の指定した時間に 1 度タスクが実行されます [Which Days] をクリックすると タスクを実行する日を選択するダイアログボックスが開きます 設定が終了したら [OK] をクリックして ダイアログボックスを閉じ [Start at] テキストボックスにその日にタスクを実行する時間を入力します [Weekly] - これを選択すると 毎週 1 度指定の曜日に指定の時間でタスクが実行されます 所定のテキストボックスに時間を入力して リストから右のテキストボックスに曜日を選択します 製品ガイド 65

66 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン [Monthly] - これを選択すると 毎月 1 度指定の曜日の指定の時間にタスクが実行されます 一番左のテキストボックスに月に 1 度タスクを実行する日を入力します 4. 変更を保存して AntiVirus コンソールに戻るには [OK] をクリックします 変更を保存しないで AntiVirus コンソールに戻るには [Cancel] をクリックしてください 注意 : スキャナがタスクを実行するには サーバが稼動中であり ソフトウェアが起動している必要があります タスクの開始時にサーバがダウンしているか またはソフトウェアが起動していない場合は タスクは次にスケジュール設定された時間に開始されます 66 McAfee NetShield for NetWare v4.6

67 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン スキャン対象の除外 NetWare サーバに保存されているファイルの多くは ウィルスに感染することも 変更されることも 外部トラフィックからアクセスされることもありません これらのファイルでオンデマンドスキャンまたはスケジュール設定されたスキャンを実行すると 時間がかかるうえに感染が見つかることはほとんどありません ウィルス感染しやすいファイルタイプ ( 詳細については 53 ページの スキャンオプションの選択 を参照 ) にスキャンを限定するか 感染しないとわかっているファイルまたはフォルダをすべてスキャン対象から除外することで スキャンの所要時間を短縮することができます まず最初にオンデマンドスキャンで徹底的に調べて システムに感染ファイルがないことを確認してから ファイルやフォルダをオンアクセススキャンの対象から除外することができます 一度徹底的にシステムをスキャンすると ファイルを変更したり また通常ウィルスに感染しやすいファイルでない限り スキャン対象から除外することができます また オンアクセススキャナは スケジュール設定されたスキャンやオンデマンドスキャンの中間のウィルス予防にもなります ただし サーバのすべての範囲を対象とする定期的なスキャンは 最も効果的なウィルス防御となります オンデマンドスキャンの対象からのファイル フォルダ ボリュームを除外するには : 1. AntiVirus コンソールで タスクリストから作成したオンデマンドタスクを選択し 次に [Scan] メニューから [Properties] を選択するか [Console] ツールバーのをクリックします [Task Properties] ダイアログボックスが開きます [Exclusions] タブをクリックします 製品ガイド 67

68 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 図 [Task Properties] - [Exclusions] タブ [Exclusions] ページには初めから 3 つのシステムデータベースファイルと NetWare がオペレーティングシステムのプロセスの履歴を記録するのに使用するトランザクションファイルが表示されています スキャナはこれらのファイルをスキャン対象から除外します これは これらのファイルがウィルス感染しにくく NetWare がファイルを開いたままにしてほぼ継続して使用しているため これらのファイルをスキャンする必要がないためです デフォルトで除外されるファイルは 以下のとおりです SYS:BACKOUT.TTS _ADMIN: SYS:_SWAP_.MEM 注意 : NetWare 5.0 の場合は 4 つのシステムデータベースファイルがスキャン対象から除外されます 2. スキャン対象から除外するものを指定します 以下の手順で行います [Add] をクリックすると [Add Exclusion Item] ダイアログボックスが開きます 68 McAfee NetShield for NetWare v4.6

69 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 図 [Add Exclusion Item] a. スキャン対象から除外するボリューム ファイルまたはフォルダへのパスを入力するか [Browse] をクリックしてサーバのファイルまたはフォルダを指定します 注意 : 自動的に感染ファイルを隔離フォルダに移動するようにプログラムが設定されている場合は そのフォルダは スキャン対象から除外されます b. 指定のフォルダで指定のファイルのみをスキャンしてサブフォルダを除外するには [Include subfolders] を選択します c. ファイルまたはフォルダをスキャン対象から除外するのかどうかを指定します ファイルまたはフォルダをスキャンの対象から除外するには [File scanning] を選択します このオプションは NetWare サーバの管理に Anti-Virus コンソールを使用している場合にのみ選択できます d. [OK] をクリックすると 変更を保存してダイアログボックスを閉じます 手順 c から手順 d を繰り返して オンアクセススキャンの対象から除外するファイルやフォルダをすべて指定します [Change the exclusion list] スキャンの除外の設定を変更するには [Edit] をクリックして [Edit Exclusion Item] ダイアログボックスを開きます 変更が終了したら [OK] をクリックして ダイアログボックスを閉じます [Remove an item from the list] スキャンの除外対象を削除するには リストで選択してから [Remove] をクリックします すると 次のオンアクセススキャンでこのファイルまたはフォルダはスキャンされます 製品ガイド 69

70 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン 3. 変更を保存して AntiVirus コンソールに戻るには [OK] をクリックします 変更を保存しないで AntiVirus コンソールに戻るには [Cancel] をクリックしてください スキャンタスクの実行 スキャンオプションでタスクを設定すると NetShield サーバへの接続を切断し 単独でタスクを実行することができます ある時間にタスクを実行するようにスケジュールを設定した場合 サーバが稼動し ソフトウェアが起動して 指定した時間にタスクが開始されます タスクにスケジュールを設定しなくても すぐに実行するのであれば スキャンのプロセスを監視し 表示されるアラートメッセージに対応するためにサーバを接続したままにする必要があります オンデマンドタスクをすぐに実行するには : 1. AntiVirus コンソールが起動していない場合は起動し タスクを実行する NetWare サーバに接続します コンソールを起動し NetShield サーバにログオンする方法については 21 ページの AntiVirus コンソールの使用 を参照してください 2. タスクリストからオンデマンドタスクを選択したら [Scan] メニューから [Start] を選択するか [Console] ツールバーのをクリックします 図 [AntiVirus Console] ウィンドウ スキャンタスクが開始します AntiVirus コンソールでは [Status] 列に進行状況が表示され [Last result] 列にはスキャン結果の概要が表示されます 70 McAfee NetShield for NetWare v4.6

71 スキャン結果の表示 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン オンアクセススキャンの実行中 または終了後にスキャン結果を表示することができます 結果には スキャン対象のファイルの数 検出されたウィルスの数 および対応したアクションの概要が表示されます オンデマンドスキャンの統計と結果を表示するには : 1. AntiVirus コンソールを起動し タスクを実行する NetWare サーバに接続します コンソールを起動し NetShield サーバにログオンする方法については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください 2. タスクリスト (70 ページの図 4-12 参照 ) のオンデマンドタスクをダブルクリックするか [Scan] メニューから [Statistics] を選択すると [Task Statistics] ダイアログボックスが開きます 図 [Task Statistics] [Task Statistics] ダイアログボックスには 上部ペインにこのタスクに選択した各スキャン対象が下部ペインの統計の概要とともに表示されます スキャンの途中であれば 現在スキャン中のファイルおよびそのスキャンステータスが表示されます ヒント : 同じ情報は NetShield NLM Server コンソールでも参照できます 122 ページの タスクの詳細表示 を参照してください 製品ガイド 71

72 オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン ダイアログボックスでは タスクの設定を動的にアップデートできます [Properties] をクリックして [Task Properties] ダイアログボックスを開き 修正するタスクオプションを変更します オンデマンドタスクの設定方法については 52 ページの オンデマンドスキャンとスケジュールスキャンの設定 を参照してください すぐに新しい設定でタスクが実行されますが [Task Statistics] ダイアログボックの表示を更新するには 一度閉じて再度開ける必要があります スキャン済みとして報告されるファイルの数は ユーザがスキャン対象として認識している数とは異なります これは ユーザがスキャン済みのファイルを数える方法とスキャナがそのプロシージャを数える方法が異なるためです たとえば ZIP ファイルが1 つのファイルとして表示されても スキャナは ZIP ファイル自身と同様 ZIP ファイルに含まれている各ファイルも数えているのです Windows Explorer では 関連するアイコンが検索されると ファイルを何度も開くことがあります Explorer がファイルを開くたびにそのファイルはスキャンされます ただし ユーザは開いているその 1 つのファイルのみがスキャンを引き起こしたと考えます 3. タスク統計の表示を終了したら [Close] をクリックして AntiVirus コンソールに戻ります 72 McAfee NetShield for NetWare v4.6

73 ウイルスアラートメッセージ 5 複数のアラート送信方法 NetShield ウイルス対策ソフトウェアには スキャンの状態と結果を通知する方法がいくつかあります たとえば スキャン完了後にアクティビティログを調べると スキャンの結果を確認できます また NetShield NLM Server Console ですべてのスキャン結果を確認することもできます ただし どちらの方法でも サーバでウイルスを検出したときに直ちに通知されません NLM Server Console には スキャンの状態がリアルタイムに表示されますが 画面を長時間監視するのは現実的ではありません アラートマネージャの機能を利用すれば ウイルスが検出されたときに直ちにユーザに通知されます アラートマネージャは独立したモジュールで NetShield ソフトウェアやその他 Network Associates のクライアント / サーバセキュリティおよび管理ソリューションに組み込まれています アラートマネージャでは 電子メール ポケベル プリンタ SNMP トラップなど さまざまなアラート方法の中から選択できます 74 ページの アラートマネージャの設定 を参照してください アラートマネージャを利用すると NetShield サーバでウイルスが検出されたときだけでなく ネットワーク上のワークステーションでウイルスが検出されたときにもユーザに通知できます ただし McAfee VirusScan ウイルス対策プログラムなどの McAfee ウイルス対策クライアント製品が ワークステーションに正しくインストールおよび設定されている必要があります これがアラートの集中管理機能です アラートマネージャに設定したアラート方法によって ワークステーションのウイルス対策プログラムが生成したアラートメッセージが収集および配布されます 97 ページの アラートの集中管理 を参照してください アラートの集中管理プロパティページでは 各アラートメッセージをカスタマイズし 優先順位を設定できます アラートマネージャプロパティページでは どの優先順位のメッセージがどのアラート方法によって配布されるかを指定できます 99 ページの アラートメッセージのカスタマイズ を参照してください 製品ガイド 73

74 ウイルスアラートメッセージ アラートマネージャの設定 アラートマネージャではスキャナがユーザのサーバ上でウイルスを検出するとユーザに通知します アラートマネージャでは個別に または組み合わせて使用できるさまざまな通知オプションが用意されています ネットワーク上の他のコンピュータにアラートマネージャがインストールされている場合 それらのコンピュータにアラートメッセージを転送することもできます 次に それらのコンピュータは自身がホストするワークステーションに ユーザのサーバ上の感染ファイルについて知らせることができます アラートマネージャを有効にして設定するには : 1. AntiVirus コンソールの開始詳細については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください 2. [Tools] メニューから [Alerts] を選択します [Alert Properties] ページが表示されます 図 5-1. [Alert Properties] - [System Alerts] タブ 3. [Use Alert Manager] を選択し [Configure] をクリックします また [Tools] メニューから [Configure Alert Manager] を選択するか コンソールのツールバーで [ ] をクリックすると [Alert Manager Properties] ぺージを開くことができます 74 McAfee NetShield for NetWare v4.6

75 ウイルスアラートメッセージ [Alert Manager Properties] ページが表示されます 図 5-2. アラートマネージャのプロパティ - [Summary] タブ [Alert Manager Properties] ダイアログボックスには 7 つのアラート方法があります 個別のプロパティページにそれぞれの設定オプションが表示されています 設定するアラート方法に応じたタブをクリックし 選択可能なオプションを参照します 必要なオプションを選択した後 変更を保存してから [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックして AntiVirus コンソールに戻ります 変更を保存せずに [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel] をクリックします 続くセクションでは それぞれの方法で使用可能なオプションについて説明します [Summary] ページの表示 [Summary] ページには 設定済みのアラート方法のリストが表示されます ( 図 5-2 を参照 ) アラートマネージャを設定していない場合は [Summary] ページは空白で表示されます 各アラート方法の隣のをクリックすると スキャナからアラートメッセージを受信するコンピュータ プリンタ 電話番号 または電子メールアドレスが表示されます アラート方法を削除するには その方法を選択して [Remove] をクリックします 送信方法の設定オプションを変更するには その方法を選択して [Properties] をクリックします アラート方法のオプションの設定に使用したプロパティページが表示されます 製品ガイド 75

76 ウイルスアラートメッセージ ほかのコンピュータにアラートメッセージを転送する アラートマネージャでは スキャナによって生成されたアラートメッセージを同じネットワークのほかのコンピュータに転送して さらにそのコンピュータから再配布することができます ターゲットサーバがアラートマネージャのサーバと同じオペレーティングシステムを実行している必要があります 大きな組織の場合 転送機能を使用すれば アラートを集中通知システムまたは MIS ( 経営情報システム ) 部門に送信し ウイルスの詳細情報と障害の発生箇所を追跡することができます 以下のシナリオは この機能の使用例です サーバで生成された優先順位の高いアラートメッセージをすべて特定のポケットベルに送信したいが モデムが装備されたサーバは 1 台しかありません この要件を満たすには 以下の設定を行います 優先順位の高いアラートメッセージが 同じドメイン内のモデムが装備されたコンピュータに転送されるように 各サーバのアラートマネージャを設定します 優先順位の高いメッセージが 目的のポケットベルに送信されるように モデムが装備されたコンピュータのアラートマネージャを設定します 注意 : ポケットベルにアラートを送信する方法については 86 ページの ポケットベルにアラートメッセージを送信する を参照してください ポケットベルのアラートに適した優先順位の設定方法については 89 ページの手順 4 を参照してください 優先順位の設定方法については 100 ページの アラートメッセージの優先順位の設定 を参照してください アラートマネージャの [Forwarding] オプションを設定するには : 1. [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを開きます 2. [Forward] タブをクリックします [Forward] ページには 転送メッセージの受信先に指定されたすべてのコンピュータのリストが表示されます 送信先のコンピュータを選択していない場合 このリストは空白で表示されます 76 McAfee NetShield for NetWare v4.6

77 ウイルスアラートメッセージ 図 5-3. アラートマネージャのプロパティ - [Forward] タブ 3. このリストの更新は 以下の手順で行います リスト表示されているコンピュータを削除するには 表示されている送信先コンピュータの 1 つを選択して [Remove] をクリックします コンピュータを追加するには [Add] をクリックして [Forward Properties] ダイアログボックスを開き 転送メッセージの送信先コンピュータの名前をテキストボックスに入力します Universal Naming Convention (UNC) 表記でコンピュータ名を入力するか [Browse] をクリックしてネットワーク上のコンピュータを指定して下さい 追加のオプションを選択するには 手順 4 に進みます 設定オプションを変更するには リストから送信先コンピュータの 1 つを選択し [Properties] をクリックします [Forward Properties] ダイアログボックスが表示されます 転送メッセージの送信先のコンピュータの名前を入力します 目的のコンピュータを検索するには [Browse] をクリックします 製品ガイド 77

78 ウイルスアラートメッセージ 図 5-4. Forward プロパティ 4. [Priority Level] をクリックして 送信先コンピュータが受信するアラートメッセージの種類を指定します [Priority Level] ダイアログボックスでスライダを右にドラッグするほど 送信メッセージ数が制限され より優先順位の高いメッセージが送信先のコンピュータに送信されます スライダを左にドラッグするほど 送信されるアラートメッセージ数が増加し より優先順位の低いメッセージも送信されます [OK] をクリックして変更を保存し [Forward Properties] ダイアログボックスに戻ります メッセージの優先順位を表示や変更する方法については 100 ページの アラートメッセージの優先順位の設定 を参照してください 図 5-5. 優先順位 5. [Test] をクリックすると 送信先コンピュータにテストメッセージを送信します 送信先コンピュータのモニタに メッセージを含むダイアログボックスが表示されます 受信者は [OK] をクリックして 受信確認を行う必要があります 78 McAfee NetShield for NetWare v4.6

79 ウイルスアラートメッセージ 受信者がメッセージを受信できない場合は 79 ページの 送信先に届かないテストメッセージ を参照してください 受信者がメッセージを受信できた場合は 手順 6 に進んでください 6. [OK] をクリックして [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを表示します 7. 設定オプションを保存して [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックします 変更を保存した後にアラートマネージャを引き続き設定する場合は [Apply] をクリックしてから 別のプロパティページを選択します 変更を保存せずに [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel.] をクリックします 送信先に届かないテストメッセージ 受信者がメッセージを受信できない場合は 以下の点を満たしていることを確認してください 電子メールや SNMP など 選択したアラート方法の実装に必要な通信サービスが 使用可能であること モデムやポケットベルなど メッセージの送受信に必要なデバイスがすべて存在し 操作可能であること NLM NCF ファイルなど ウイルスが検出されたときに起動されるファイルが 指定したパスに配置され 適切に機能すること 指定した送信先プリンタ ユーザ またはコンピュータが ネットワーク上に存在すること 送信先コンピュータが見つからない場合は 以下の手順のとおり ブロードキャストディスカバリを利用して検索してください a. AntiVirus コンソールの [Tools] メニューから [Server Options] を選択します [Server Options] ダイアログボックスが表示されます b. チェックボックスをオンにします c. [Seconds] テキストボックスの中にディスカバリがネットワーク上でサーバを検索するのに費やす時間の限度を指定して下さい デフォルトでは 60 秒後に検索が中止されます 詳細については 131 ページの ブロードキャストディスカバリによるサーバの指定 を参照してください ネットワークが正常に機能すること 製品ガイド 79

80 ウイルスアラートメッセージ 設定情報がすべて正確に定義されていること 一部のプロパティページには 二次ページが存在します たとえば [ Properties] ページは [Mail Settings] ページにリンクしています [Pager Properties] ページは [Modem Settings] ページにリンクしています 二次ページの情報も確認する必要があります 選択したアラートマネージャの送信方法を正常にテストできない場合は 9 ページの McAfee および Network Associates の連絡先 を参照してください ネットワークメッセージとしてアラートを送信する アラートマネージャでは ほかのコンピュータまたはユーザに対して アラートメッセージを送信できます アラートメッセージが送信先コンピュータの画面に表示されたら 受信者は受信確認を行う必要があります 送信先のコンピュータにアラートマネージャがインストールされている必要はありません ところが Windows NT を使用したコンピュータでネットワークメッセージを受信するには メッセンジャサービスが動作している必要があります Windows 95 Windows 98 または Windows 3.1x が動作している送信先コンピュータの場合は WinPopup ユーティリティ ( 詳細については Windows のマニュアルを参照してください ) または最新の Novell クライアントが動作している必要があります ネットワークメッセージとしてアラートを送信するよう設定するには : 1. [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを開きます 2. [Network Message] タブをクリックします [Network Message] ページが表示されます ネットワークメッセージの送信先として指定したコンピュータまたはユーザの名前のリストが表示されています 送信先のコンピュータまたはユーザを選択していない場合 このリストは空白で表示されます 80 McAfee NetShield for NetWare v4.6

81 ウイルスアラートメッセージ 図 5-6. アラートマネージャのプロパティ - [Network Message] タブ 3. このリストの更新は 以下の手順で行います ユーザを削除するには 表示されている受信者名の 1 つを選択して [Remove] をクリックします コンピュータを追加するには [Add] をクリックして [Network Message Properties] ダイアログボックスを開き 受信者の名前をテキストボックスに入力します Novell Directory Services (NDS) 表記でユーザ名を入力するか [Browse] をクリックしてユーザを検索してください 追加のオプションを選択するには 手順 4 に進みます 設定オプションを変更するには リストから受信者名の 1 つを選択し [Properties.] をクリックします [Network Message Properties] ダイアログボックスが表示されます [User] テキストボックスで 必要に応じて情報を変更してください 新しい または異なる設定オプションを選択するには手順 4 に進みます 製品ガイド 81

82 ウイルスアラートメッセージ 図 5-7. [Network Message] プロパティ 4. [Priority Level] をクリックして ユーザが受信するアラートメッセージの種類を指定します [Priority Level] ダイアログボックス (78 ページの図 5-5 を参照 ) でスライダを右にドラッグするほど 送信メッセージ数が制限され より優先順位の高いメッセージが送信先のユーザに送信されます スライダを左にドラッグするほど 送信されるネットワークメッセージ数が増加し より優先順位の低いメッセージも送信されます [OK] をクリックして変更を保存し [Network Message Properties] ダイアログボックスに戻ります メッセージの優先順位を表示や変更する方法については 100 ページの アラートメッセージの優先順位の設定 を参照してください 5. [Test] をクリックすると 送信先ユーザにテストメッセージを送信します 送信先ユーザのコンピュータのモニタに メッセージを含むダイアログボックスが表示されます 受信者は [OK] をクリックして 受信確認を行う必要があります テストに失敗した場合の対処方法については 79 ページの 送信先に届かないテストメッセージ を参照してください 受信者がテストメッセージを受信できた場合は 手順 6 に進んでください 6. [OK] をクリックして [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを表示します 82 McAfee NetShield for NetWare v4.6

83 ウイルスアラートメッセージ 7. その他の通知オプションを設定するには 別のタブをクリックします 設定オプションを保存して [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックします 変更を保存した後にアラートマネージャを引き続き設定する場合は [Apply] をクリックしてから 別のプロパティページを選択します 変更を保存せずに [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel] をクリックします 電子メールアドレスにアラートメッセージを送信する アラートマネージャでは Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) を使用して スキャンによって生成されたアラートメッセージを 受信者の電子メールアドレスに送信できます アラートメッセージは 受信者のメールボックスに表示されます メッセージが特に緊急を要する場合は 電子メールメッセージとほかの方法を組み合わせて 受信者がメッセージを直ちに確認して適切な対策を取れるようにします 電子メールメッセージとしてアラートを送信するよう設定するには : 1. [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを開きます 2. [ ] タブをクリックします [ ] ページが表示されます アラートメッセージの送信先に選択した電子メールアドレスのリストが表示されています 電子メールアドレスを選択していない場合 このリストは空白で表示されます 図 5-8. アラートマネージャのプロパティ - [ ] タブ 製品ガイド 83

84 ウイルスアラートメッセージ 3. このリストの更新は 以下の手順で行います 電子メールアドレスを削除するには 表示されている電子メールアドレスの 1 つを選択して [Remove] をクリックします 電子メールアドレスを追加するには [Add] をクリックして [ Properties] ダイアログボックス ( 図 5-9 を参照 ) を開きます [Address] テキストボックスに受信者の電子メールアドレスを入力し [Subject] テキストボックスに件名を入力し [From] テキストボックスに送信者の電子メールアドレスを入力します インターネットアドレスの標準形式である <username>@<domain> (administrator_1@mail.com など ) を使用してください 追加のオプションを選択するには 手順 4 に進みます 設定オプションを変更するには リストから電子メールアドレスの 1 つを選択し [Properties.] をクリックします [ Properties] ダイアログボックスが表示されます テキストボックスで 必要に応じて情報を変更してください 新しい または異なる設定オプションを選択するには手順 4 に進みます 図 5-9. [ ] プロパティ 4. [Priority Level] をクリックして 受信者が受信するアラートメッセージの種類を指定します 84 McAfee NetShield for NetWare v4.6

85 ウイルスアラートメッセージ [Priority Level] ダイアログボックス (78 ページの図 5-5 を参照 ) でスライダを右にドラッグするほど 送信メッセージ数が制限され より優先順位の高いメッセージが受信者に送信されます スライダを左にドラッグするほど 送信されるメッセージ数が増加し より優先順位の低いメッセージも送信されます [OK] をクリックして変更を保存し [ Properties] ダイアログボックスに戻ります メッセージの優先順位を表示や変更する方法については 100 ページの アラートメッセージの優先順位の設定 を参照してください 5. [Mail Settings] をクリックして インターネットメールの送信に使用する SMTP サーバを指定します 表示されたダイアログボックス (85 ページの図 5-10 を参照 ) の [Server] テキストボックスにサーバ名を入力し [OK] をクリックします 重要 : 手順 5 は省略しないでください SMTP サーバを指定しないとメールアラートは機能しません 図 SMTP 入力するサーバ名には インターネットプロトコル (IP) アドレス サーバが認識できるローカルドメイン名 または Universal Naming Convention (UNC) 表記を使用できます [OK] をクリックして変更を保存し [ Properties] ダイアログボックスに戻ります [Test] をクリックすると 入力した電子メールアドレスにテストメッセージを送信します メッセージが宛先のメールボックスに表示されます テストに失敗した場合の対処方法については 79 ページの 送信先に届かないテストメッセージ を参照してください 製品ガイド 85

86 ウイルスアラートメッセージ 受信者がテストメッセージを受信できた場合は 手順 6 に進んでください 6. [OK] をクリックして [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを表示します 7. 設定オプションを保存して [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックします 変更を保存した後にアラートマネージャを引き続き設定する場合は [Apply] をクリックしてから 別のプロパティページを選択します 変更を保存せずに [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel] をクリックします ポケットベルにアラートメッセージを送信する アラートマネージャでは NetShield が動作しているサーバにモデムと電話回線が接続されている場合は スキャンによって生成されたアラートメッセージを受信者のポケットベルに送信できます ヒント : 複数のサーバを使用しているときに モデムと電話回線が接続されているサーバが 1 つだけの場合があります この場合は モデムが装備されたサーバに対してすべてのサーバのアラートメッセージを転送してから ポケットベルにリレーします 76 ページの ほかのコンピュータにアラートメッセージを転送する を参照してください アラートマネージャでは 英数字型のポケットベルと数字のメッセージだけを受信するポケットベルの両方がサポートされます アラートメッセージをポケットベルに送信するよう設定するには : 1. [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを開きます 2. [Pager] タブをクリックします [Pager] ページが表示されます アラートメッセージの送信先に選択したポケットベルの番号のリストが表示されています ポケットベルの番号を選択していない場合は このリストは空白で表示されます 86 McAfee NetShield for NetWare v4.6

87 ウイルスアラートメッセージ 図 アラートマネージャのプロパティ - [Pager] タブ 3. このリストの更新は 以下の手順で行います ポケットベルの番号を削除するには ポケットベルの番号の 1 つを選択し [Remove] をクリックします ポケットベルの番号を追加するには [Add] をクリックして [Pager Properties] ダイアログボックス (89 ページの図 5-12 を参照 ) を開きます 受信者が使用するポケットベルの種類をページ上部のリストから選択し そのポケットベルの情報を所定のテキストボックスに入力します 受信者が英数字型のポケットベルを使用している場合は ポケットベルの番号と 必要に応じて受信者の ID とパスワードを入力します 次に 標準アラートメッセージが送信される [Use Alert Message] を選択するか [Use Custom Message] を選択してカスタムメッセージをテキストボックスに入力します 製品ガイド 87

88 ウイルスアラートメッセージ 注意 : 英数字型のポケットベルでは モデムによって使用される電話番号が ポケットベルにメッセージを残すときに使用する電話番号と異なることがあります 正しい設定については ポケットベルサービスプロバイダに確認してください [Use Alert Message] を選択した場合は アラートを発生させた特定のイベントに関するデフォルトメッセージが送信されます [Use Custom Message] を選択した場合は アラートを発生させたイベントにかかわらず ユーザが指定したメッセージが常に送信されます 受信者が数字型のポケットベルを使用している場合は ポケットベルの番号と送信する数字メッセージを 所定のテキストボックスに入力します 次に アラートマネージャがダイヤルしてからメッセージを送信するまでの待機時間を 秒単位で [Delay] ボックスに入力します ポケットベルサービスがメッセージを受信する前に 初期メッセージおよびその他の準備メッセージを表示する時間を考慮して設定します メニューオプションを有効にするときにトーン回線が必要な場合は モデム用のログインスクリプトを記述する必要があります 追加のオプションを選択するには 手順 4 に進みます 設定オプションを変更するには リストからポケットベルの番号の 1 つを選択し [Properties] をクリックします [Pager Properties] ダイアログボックス (89 ページの図 5-12 を参照 ) が表示されます テキストボックスで 必要に応じて情報を変更してください 新しい または異なる設定オプションを選択するには手順 4 に進みます 88 McAfee NetShield for NetWare v4.6

89 ウイルスアラートメッセージ 図 [Pager] プロパティ 4. [Priority Level] をクリックして 受信者が受信するアラートメッセージの種類を指定します [Priority Level] ダイアログボックス (78 ページの図 5-5 を参照 ) でスライダを右にドラッグするほど 送信メッセージ数が制限され より優先順位の高いメッセージが受信者に送信されます スライダを左にドラッグするほど 送信されるメッセージ数が増加し より優先順位の低いメッセージも送信されます [OK] をクリックして変更を保存し [Pager Properties] ダイアログボックスに戻ります メッセージの優先順位を表示や変更する方法については 100 ページの アラートメッセージの優先順位の設定 を参照してください 5. [Modem Settings] をクリックして ポケットベルメッセージを送信するモデムを設定します 表示されたダイアログボックス (90 ページの図 5-13 を参照 ) で サーバに接続されているモデムの種類を [Modem] リストから選択し [Port] リストから COM ポートを選択し [Baud] リストからデータの転送速度を選択します 次に 外線にダイヤルする場合 特定の長距離通信事業者を利用する場合 個人 ID 番号を入力する場合などには 必要なダイアルプレフィックスまたはダイアルサフィックスを所定のテキストボックスに入力します モデムで使用するダイヤル方法を [Tone] または [Pulse] から選択します [Speaker Off] チェックボックスをオンにすると モデムのダイヤルと接続が無音で行われます [OK] をクリックして設定を保存し [Pager Properties] ダイアログボックスに戻ります 製品ガイド 89

90 ウイルスアラートメッセージ 図 [Modem] プロパティ 6. [Test] をクリックすると 入力したポケットベルの番号にテストメッセージを送信します 英数字型のポケットベルを使用している場合は アラートマネージャのテキストメッセージが着信します 数字型のポケットベルを使用している場合は 電話番号か [Pager Properties] ダイアログボックスで指定したメッセージが表示されます テストに失敗した場合の対処方法については 79 ページの 送信先に届かないテストメッセージ を参照してください 受信者がテストメッセージを受信できた場合は 手順 7 に進んでください 7. [OK] をクリックして [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを表示します 8. 設定オプションを保存して [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックします 変更を保存した後にアラートマネージャを引き続き設定する場合は [Apply] をクリックしてから 別のプロパティページを選択します 変更を保存せずに [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel] をクリックします 90 McAfee NetShield for NetWare v4.6

91 ウイルスアラートメッセージ NetWare プリンタにアラートを送信する アラートマネージャでは スキャンによって生成されたアラートメッセージを印刷ジョブとして送信し NetWare プリントサーバで処理することができます このオプションを使用する場合は まずプリンタに NetWare をセットアップする必要があります 詳細については NetWare のマニュアルを参照してください NetWare プリントキューにアラートメッセージが送信されるようにアラートマネージャを設定するには : 1. [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを開きます 2. [Printer] タブをクリックします [Printer] ページが表示されます アラートメッセージを受信するよう選択した NetWare プリンタのキューのリストが表示されています プリンタキューを選択していない場合は このリストは空白で表示されます 図 アラートマネージャのプロパティ - [Printer] タブ 3. このリストの更新は 以下の手順で行います プリントキューを削除するには 表示されているプリントキューの 1 つを選択して [Remove] をクリックします 製品ガイド 91

92 ウイルスアラートメッセージ プリントキューを追加するには [Add] をクリックして [Printer Properties] ダイアログボックス (92 ページの図 5-15 を参照 ) を開き メッセージの送信先のプリントキューをテキストボックスに入力します NDS (NetWare Directory Services) またはバインダリプリントキュー名を入力するか [Browse] をクリックしてネットワーク上でプリントキューを検索します 追加のオプションを選択するには 手順 4 に進みます 設定オプションを変更するには リストからプリントキューの 1 つを選択し [Properties.] をクリックします [Printer Properties] ダイアログボックスが表示されます [Printer] テキストボックスで 必要に応じて情報を変更してください 新しい または異なる設定オプションを選択するには手順 4 に進みます 図 [Printer] プロパティ 4. [Priority Level] をクリックして 送信先プリンタが受信するアラートメッセージの種類を指定します [Priority Level] ダイアログボックス (78 ページの図 5-5 を参照 ) でスライダを右にドラッグするほど 送信メッセージ数が制限され より優先順位の高いメッセージが送信先のプリンタに送信されます スライダを左にドラッグするほど 送信されるネットワークメッセージ数が増加し より優先順位の低いメッセージも送信されます [OK] をクリックして変更を保存し [Printer Properties] ダイアログボックスに戻ります メッセージの優先順位を表示や変更する方法については 100 ページの アラートメッセージの優先順位の設定 を参照してください 92 McAfee NetShield for NetWare v4.6

93 ウイルスアラートメッセージ 5. [Test] をクリックすると 送信先プリンタにテストメッセージを送信します メッセージは 1 行の単純な書式なしテキストとして印刷されます テストに失敗した場合の対処方法については 79 ページの 送信先に届かないテストメッセージ を参照してください 受信者がテストメッセージを受信できた場合は 手順 6 に進んでください 6. [OK] をクリックして [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを表示します 7. その他の通知オプションを設定するには 別のタブをクリックします 設定オプションを保存して [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックします 変更を保存した後にアラートマネージャを引き続き設定する場合は [Apply] をクリックしてから 別のプロパティページを選択します 変更を保存せずに [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel] をクリックします SNMP 経由でアラートメッセージを送信する アラートマネージャでは スキャナによって生成されたアラートメッセージを SNMP (Simple Network Management Protocol) 経由でほかのコンピュータに送信できます このオプションを使用するには NetWare サーバ上にアラートマネージャと SNMP をインストールして有効にする必要があります 詳細については NetWare のマニュアルを参照してください スキャンから送信されたアラートメッセージを表示するには SNMP 管理システムに Hewlett-Packard の OpenView などの SNMP ビューアを設定する必要があります SNMP 管理システムの設定については SNMP ビューアソフトウェアのマニュアルを参照してください SNMP 経由でアラートメッセージを送信するようスキャナを設定するには : 1. [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを開きます 2. [SNMP] タブをクリックします [SNMP] ページが表示されます 製品ガイド 93

94 ウイルスアラートメッセージ 図 アラートマネージャのプロパティ - [SNMP] タブ 3. [Enable SNMP traps] を選択します 4. [Priority Level] をクリックして SNMP 管理コンピュータが受信するアラートメッセージの種類を指定します [Priority Level] ダイアログボックス (78 ページの図 5-5 を参照 ) でスライダを右にドラッグするほど 送信メッセージ数が制限され より優先順位の高いメッセージが SNMP コンピュータに送信されます スライダを左にドラッグするほど 送信されるアラートメッセージ数が増加し より優先順位の低いメッセージも送信されます [OK] をクリックして変更を保存し [SNMP] ダイアログボックスに戻ります メッセージの優先順位を表示や変更する方法については 100 ページの アラートメッセージの優先順位の設定 を参照してください 5. [Test] をクリックすると SNMP コンピュータにテストメッセージを送信します テストに失敗した場合の対処方法については 79 ページの 送信先に届かないテストメッセージ を参照してください 受信者がテストメッセージを受信できた場合は 手順 6 に進んでください 6. [OK] をクリックして [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを表示します 94 McAfee NetShield for NetWare v4.6

95 ウイルスアラートメッセージ 7. その他の通知オプションを設定するには 別のタブをクリックします 設定オプションを保存して [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックします 変更を保存した後にアラートマネージャを引き続き設定する場合は [Apply] をクリックしてから 別のプロパティページを選択します 変更を保存せずに [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel] をクリックします アラートを送信するプログラムの起動 アラートマネージャでは ウイルスが検出されたときに 任意のプログラムを起動するか ネットワーク上の任意の Network Command File (NCF) または NLM を実行することによって ユーザに警告することができます たとえば cc:mail または専用のメールパッケージが会社で使用されており ウイルス対策ソフトウェアによって直接サポートされていない場合は そのメールパッケージにアラートメッセージを送信するための NCF を記述して配布します ウイルスが検出されたときにプログラムを実行するには : 1. [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを開きます 2. [Program] タブをクリックします [Program] ページが表示されます 図 アラートマネージャのプロパティ - [Program] タブ 製品ガイド 95

96 ウイルスアラートメッセージ 3. ウイルスが検出されたときに実行するプログラムの名前とパスを入力するか [Browse] をクリックしてネットワーク上のプログラムファイルを指定します プログラムは NCF コマンドファイルでも NLM でもかまいません Java アプリケーションは NetWare 5 でも実行できます ただし Java 起動コマンドを NCF ファイルに配置し NCF をアラートマネージャによって起動するようお勧めします 4. プログラムをウイルスが最初に検出されたときにのみ起動する場合は [First Time] をオンにします ウイルスが検出されたときに毎回起動する場合は [Every Time] をオンにします 重要 : [First time] をオンにした場合は 指定したプログラムがウイルスを最初に検出したときだけ実行されます 同一ディレクトリがスキャンされたときに 同じウイルスがさらに検出された場合でも そのプログラムが再度起動されることはありません ただし あるウイルスを検出した後に 別のウイルスを続けて検出した後 さらに最初のウイルスの別のコピーが検出された場合は 同じプログラムが 3 回連続して起動します 同じプログラムが複数個起動すると サーバのメモリが不足することがあります 5. [Priority Level] をクリックして プログラムを起動するアラートの種類を指定します 6. [Priority Level] ダイアログボックス (78 ページの図 5-5 を参照 ) でスライダを右にドラッグするほど 送信されるメッセージ数が制限され より優先順位の高いメッセージに応答してプログラムが起動します スライダを左にドラッグするほど 送信されるアラートメッセージ数が増加し より優先順位の低いメッセージも送信されます [OK] をクリックして変更を保存し [Program Properties] ダイアログボックスに戻ります メッセージの優先順位を表示や変更する方法については 100 ページの アラートメッセージの優先順位の設定 を参照してください 7. プログラムが起動するかどうかをテストするには [Test] をクリックします テストに失敗した場合の対処方法については 79 ページの 送信先に届かないテストメッセージ を参照してください 受信者がテストメッセージを受信できた場合は 手順 8 に進んでください 8. その他の通知オプションを設定するには 別のタブをクリックします 設定オプションを保存して [Alert Manager Properties] ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックします 変更を保存せずにダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel] をクリックします 96 McAfee NetShield for NetWare v4.6

97 ウイルスアラートメッセージ アラートの集中管理 NetShield プログラムは主に NetWare サーバをウイルス感染から保護するために機能するものの そのアラート集中管理モジュールを利用してネットワーク上の他の場所におけるウイルス活動を追跡できます クライアントベースのその他の McAfee ウイルス対策プログラムから送信されたアラートメッセージは アラートの集中管理によりサーバ上の指定されたフォルダに収集されます アラートの集中管理機能を有効にすると アラートマネージャに設定したアラート方法によって アラートフォルダで検出されたアラートメッセージが収集および配布されます 配布オプションを選択する方法については 74 ページから 97 ページまでの アラートマネージャの設定 を参照してください 重要 : アラートの集中管理を有効にするには : アラートメッセージが NetShield サーバ上の NETSHLD\ALERT フォルダに送信されるようにクライアントソフトウェアを設定します 設定方法については クライアントソフトウェアのマニュアルを参照してください ワークステーションのユーザに対して NETSHLD\ALERT ディレクトリのファイルスキャン 書き込み 作成 および修正の権限を与えます フォルダに対する動作が監視されるようソフトウェアを設定します アラートの集中管理の設定 を参照してください アラートの集中管理の設定 アラートの集中管理を有効にするには : 1. AntiVirus コンソールを起動し [Tools] メニューから [Alerts] を選択します [Alert Properties] ダイアログボックスが表示されます 製品ガイド 97

98 ウイルスアラートメッセージ 図 [Alert Properties] - [System Alerts] タブ 2. [Enable Centralized Alerting] チェックボックスがオンになっていることを確認します 3. 所定のテキストボックスにアラートフォルダのパスを入力します [Browse] をクリックしてサーバ上またはネットワーク上のフォルダの場所を指定することもできます アラートフォルダのデフォルトの位置は \MCAFEE\NETSHLD\ALERT です 注意 : ネットワーク上のワークステーションからこのフォルダにメッセージを送信するには すべてのユーザに対してこのフォルダのファイルスキャン 書き込み 作成 および修正の権限を与える必要があります 詳細については NetWare のマニュアルを参照してください 4. [OK] をクリックして [Alert Properties] ダイアログボックスを表示します 5. 指定したアラートフォルダにアラートメッセージが送信されるように McAfee ウイルス対策クライアントソフトウェアが動作する各ワークステーションを設定します 通常は クライアントソフトウェアでアラートの集中管理を有効にし サーバ上で適切なアラートフォルダを指定すれば 設定が完了します 詳細については 使用中のクライアントパッケージのユーザーズガイドを参照してください 98 McAfee NetShield for NetWare v4.6

99 アラートメッセージのカスタマイズ ウイルスアラートメッセージ NetShield プログラムでは サーバ上またはネットワーク上でウイルスが検出されたときの状態を説明するために さまざまなメッセージが使用されます 各アラートメッセージには あらかじめ優先順位が設定されています また 感染したファイルとシステムを識別し 感染ウイルスに名前を付け 感染の状態に関するわかりやすく詳細な情報を提供するための変数を使用できます これらのアラートメッセージは ユーザの環境に応じて 個別に有効 / 無効を設定したり メッセージの内容と優先順位を変更することができます ただし 特定のトリガイベントに応じてアラートメッセージは有効になるため アラートメッセージを編集するときは 全体的な意味はできるだけ変更しないでください アラートメッセージの有効 / 無効の設定 アラートマネージャでは ウイルスが検出されるか 通常の操作が大幅に変更されると 常にアラートメッセージが送信されます しかし 環境によっては アラートメッセージが必要ないことがあります デフォルトでは すべてのアラートが有効になっています 特定のアラートメッセージを送信しないようにするには [Alert Properties] ダイアログボックスでメッセージを無効にします アラートメッセージの有効 / 無効を設定するには : 1. AntiVirus コンソールを起動し [Tools] メニューから [Alerts] を選択します [Alert Properties] ウィンドウが表示されます (98 ページの図 5-18 を参照 ) [Messages] タブをクリックします 製品ガイド 99

100 ウイルスアラートメッセージ 図 Alert Properties - [Messages] タブ 2. 表示されたメッセージのリストを確認します アラートマネージャからメッセージを無効にするには 左側にあるチェックボックスをオフにします 引き続き送信するメッセージのチェックボックスはオンのままにしておきます 3. [OK] をクリックして変更を保存し [Alert Properties] ダイアログボックスに戻ります 変更を保存せずにダイアログボックスを閉じる場合は [Cancel] をクリックします アラートメッセージの優先順位の設定 スキャンによって検出された状況によっては ほかの状況より緊急度が高い場合があります 各アラートメッセージのデフォルト設定では システム管理者が通常割り当てる優先順位が使用されています これらの優先順位は 必要に応じて再設定できます また 優先順位を使用して アラートマネージャから受信するメッセージを限定すれば 最も重要なメッセージに最初に対応できます アラートメッセージに割り当てられた優先順位を変更するには : 1. AntiVirus コンソールを起動し [Tools] メニューから [Alerts] を選択します [The Alert Properties] ウィンドウが表示されます (98 ページの図 5-18 を参照 ) [Messages] タブをクリックして 正しいプロパティページを表示します ( 図 5-19 を参照 ) 100 McAfee NetShield for NetWare v4.6

101 ウイルスアラートメッセージ 2. 表示されたアラートメッセージの 1 つを選択し [Edit] をクリックします [Configure System Message] ダイアログボックスが表示されます 図 メッセージの設定 3. [Priority] リストで優先順位を選択します 各メッセージに対して Critical Major Minor Warning Informational のいずれかを割り当てることができます 各メッセージの横に表示されるアイコンは 現在割り当てられている優先順位を示しています 重要度の最も高いメッセージ 重要度が高いメッセージ 重要度が比較的低いメッセージ 警告メッセージ 情報メッセージ メッセージの優先順位を再設定すると アイコンも新しい優先順位に応じて変更されます 4. [OK] をクリックして変更を保存し [Configure System Message] ダイアログボックスに戻ります 5. メッセージを限定する場合は 特定の優先順位のメッセージだけが配布されるように アラートマネージャで設定した各アラート方法を設定します 製品ガイド 101

102 ウイルスアラートメッセージ たとえば サーバ上でウイルスが検出されたときは いつでもポケットベルにメッセージを送るようにしたいが 通常の操作メッセージは受信したくない場合 ウイルスアラートに高い優先順位を割り当て 通常のメッセージにはウイルスアラートより低い優先順位を指定します 次に 優先順位の高いメッセージだけがポケットベルに送信されるようにアラートマネージャを設定します 通常の操作メッセージは 電子メールなど緊急度の低い方法で送信するようアラートマネージャを設定できます 配布されるメッセージの優先順位を設定するには 変更するアラート方法に関するこの章での説明を参照し [Priority Level] ダイアログボックスに関する手順についてお読みください たとえば転送メッセージの優先順位の変更については 78 ページの手順 4 を参照してください アラートメッセージの編集 アラートマネージャのアラートメッセージには 重要度の高い状況への対応を容易にするために 検出された問題の送信元を識別するための詳細情報と 問題が発見されたときの環境に関する情報が書き込まれます さらに 問題に関するより詳細な情報 解決に必要な連絡先のリスト または受信者が行う対応処置に関する説明を追加することができます 重要 : アラートメッセージの内容は 必要に応じて編集できますが 基本的な内容はできるだけ変更しないでください 各メッセージは スキャンによって特定の状態が検出されたときだけに送信されるためです たとえば task has started というメッセージは スキャンによってタスクが実際に開始されたときにだけ送信されます アラートメッセージを編集するには : 1. AntiVirus コンソールを起動し [Tools] メニューから [Alerts] を選択します [The Alert Properties] ウィンドウが表示されます (98 ページの図 5-18 を参照 ) [Messages] タブ (100 ページの図 5-19 を参照 ) をクリックします 2. 表示されたアラートメッセージの 1 つを選択し [Edit] をクリックします [Configure System Message ] ダイアログボックスが表示されます (101 ページの図 5-20 を参照 ) 102 McAfee NetShield for NetWare v4.6

103 ウイルスアラートメッセージ 3. 表示されたテキストの変更または追加を行います % 記号で囲まれたテキスト (%COMPUTERNAME% など ) は変数名で アラートマネージャによってアラートメッセージが生成されるときにプログラムによって実際の値に置き換えられます 変数を以下に示します %FILENAME% - この変数名はファイル名によって置き換えられます これには検出された感染ファイルの名前 またはスキャンの対象外のファイル名が含まれます %TASKNAME% - この変数名は有効なタスクの名前によって置き換えられます ウイルスを検出したタスク またはスキャン中にエラーを報告したタスク名を報告するために使用される場合があります %VIRUSNAME% - この変数名は感染ウイルスの名前によって置き換えられます %DATE% - この変数名はスキャンによってウイルスが検出された日付によって置き換えられます %TIME% - この変数名はスキャンによってスキャンアクティビティが実行された時刻によって置き換えられます %COMPUTERNAME% - この変数名はネットワーク上に表示されるコンピュータ名によって置き換えられます これには 感染したコンピュータ デバイスドライバエラーが報告されたコンピュータ スキャンが接続されているコンピュータが含まれます %SOFTWARENAME% - この変数名は実行可能ファイル名によって置き換えられます これには ウイルスの検出 エラーの報告 またはスキャンとの対話が発生したアプリケーションが含まれます %SOFTWAREVERSION% - この変数名は 有効なソフトウェアパッケージのバージョン番号によって置き換えられます これには ウイルスの検出 エラーの報告 またはスキャンとの対話が発生したアプリケーションが含まれます %USERNAME% - この変数名は 現在 NetWare サーバにログオンしているユーザ名によって置き換えられます たとえば スキャンをキャンセルしたユーザが通知されます 4. [OK] をクリックして変更を保存し [Alert Properties] ダイアログボックスに戻ります [OK] を再度クリックすると AntiVirus コンソールに戻ります 製品ガイド 103

104 ウイルスアラートメッセージ 104 McAfee NetShield for NetWare v4.6

105 6 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート アップデートの理由 NetShield は ウィルス定義ファイル (DAT ファイル ) の情報を基にウィルスを識別します しかし 毎月 500 を超える新しいウィルスが発見されています なかには既知のウィルスとはまったく異なるものもあり それらは古い DAT ファイルでは識別できません このため McAfee では 新しいウィルスや変異ウィルスの特徴を継続的に研究しており その結果を盛り込んだ新しい DAT ファイルを毎週リリースしています 最新の DAT ファイルを使用しないソフトウェアでは ウィルス対策が万全とは言えません ユーザは 無料の DAT ファイルで 購入した NetShield ソフトウェアのバージョンをアップデートできます McAfee は ユーザが定期的に DAT ファイルをアップデートすることをお勧めしています 重要 : 最新の DAT ファイルを使用することは 効果的なウィルス対策の 1 要素にすぎません ウィルスの検出と駆除には最新の機能を持つエンジンを使用することも同じく重要なのです McAfee は 最新機能にアップグレードしたスキャンエンジンを定期的にリリースしています しかし 初期の NetShield ソフトウェア用に開発された DAT ファイルは 新しいスキャンエンジンでうまく機能しない場合があります さらに 技術の進歩の結果 これより古いエンジンは時代遅れとなったため McAfee は そのような古いエンジン用の DAT ファイルの開発を中止しました McAfee は 現在のバージョンが古くなる前にソフトウェアをアップグレードすることをお勧めします 製品ガイド 105

106 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート DAT ファイルのアップデート方法 DAT ファイルのアップデートは 次の 2 段階で行います 1. DAT ファイルの入手 2. DAT ファイルの認証サーバへの配布 これらを実行する方法はいろいろあります 2 つの段階をはっきりと区別されたものもあれば 2 つの段階がはっきり分かれていないものもあります 以下では いくつかの方法について例をあげて説明します スクリーンショットには 説明した方法で設定された [Update Method] ダイアログボックスが表示されます [Update Method] ダイアログボックスに移動するには AntiVirus コンソールの [Tools] メニューから [Automatic Update] を選択するか ツールバーのをクリックします 例 1 : ネットワーク管理者がアップデートファイルを入手してサーバに配布する場合 この方法は 少数のサーバが互いに近接して配置されている小規模のネットワークに適しています ブラウザまたは FTP ユーティリティを使用して DAT ファイル (ZIP ファイル ) を以下のいずれかより直接ダウンロードします Network Associates FTP ダウンロードページ : (ftp://ftp.nai.com/pub/antivirus/datfiles/) または HTTP ダウンロードページ : ( 1. ZIP ファイルをネットワークの各サーバの NetShield ディレクトリに解凍します 重要 : この例では 新しい DAT ファイルを ZIP ファイルから NetShield フォルダに解凍する前に 各サーバから NetShield プログラムをアンロードする必要があります 詳細については 17 ページの NetShield サーバの停止 を参照してください ファイルを解凍すると プログラムを再ロードできます 詳細については 17 ページの サーバの NetShield NLM の開始 を参照してください プログラムをアンロードしてから新しい DAT ファイルを解凍するまでに 古い DAT ファイルの名前を *.OLD に変更して 上書きされないようにします これにより 新しいファイルの 1 つに問 106 McAfee NetShield for NetWare v4.6

107 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 題がある場合でも 一時的に古い DAT ファイルを再インストールすることができます 例 2 : ネットワーク管理者がアップデートファイルを入手し 自動アップデート機能でサーバにファイルを配布する場合 これにより Novell サーバ間で新しい DAT ファイルを比較的速く配布することができます この方法は FTP サイトを持たない比較的大規模なネットワークに適しています 重要 : このアップデートは IPX 環境でのみ機能します 純粋な IP 環境でこの機能を使用する場合は Novell Compatibility Mode をロードする必要があります 1. 1 つのサーバを 他のローカルサーバを自動アップデートするように設定します ( 大規模なネットワークでは 複数のサーバがアップデートを行うよう設定できます ) 図 6-1. 他のサーバのアップデート 2. 他のすべてのサーバを スケジュールされた時間にローカルサーバから自動アップデートされるように設定します スケジュールの設定については 115 ページの アップデートおよびアップグレードアクティビティのスケジュール を参照してください 製品ガイド 107

108 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 図 6-2. 別のサーバによるアップデート 3. 特定のサーバをアップデートファイルの唯一のソースとして指定するには [Accept update only from trusted server] を選択します 次に [Browse] をクリックして目的のサーバの場所を確認します 4. ブラウザまたは FTP ユーティリティを使用して DAT ファイル (ZIP ファイル ) を Network Associates FTP ダウンロードページまたは HTTP ダウンロードページから直接ダウンロードします URL および関連情報については 106 ページの例 1 を参照してください 5. 新しい ZIP ファイルを サーバのステップ 1 のアップデートを行うよう設定された NetShield ディレクトリに取り出します 注意 : この場合 ZIP ファイルは受信サーバに転送されません その代わりに 受信サーバの NetShield ディレクトリにある古い DAT ファイルが置換されます 置換は 自動的に またはユーザの確認を経て実行されます 確認メッセージは クライアントのインターフェースではなくサーバに表示されます 108 McAfee NetShield for NetWare v4.6

109 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 例 3 : ネットワーク管理者がアップデートファイルを入手し 内部 FTP を介してサーバをアップデートする場合 これにより 指定のスケジュールに基づき 新しい DAT ファイルを迅速に配布することができます これは 内部 FTP サイトを持つ比較的大規模なネットワークに適しています 1. ブラウザまたは FTP ユーティリティを使用して DAT ファイル (ZIP ファイル ) を Network Associates FTP ダウンロードページまたは HTTP ダウンロードページから直接ダウンロードします URL および関連情報については 106 ページの例 1 を参照してください 2. ダウンロードした ZIP ファイルを内部 FTP サイトに送信します 3. スケジュールした時間に内部 FTP サイトからアップデートを受信するように他のすべてのサーバを設定します スケジュールの設定については 115 ページの アップデートおよびアップグレードアクティビティのスケジュール を参照してください 図 6-3. 内部 FTP 経由でアップデートを受信するサーバ 注意 : この場合 ZIP ファイルは 受信サーバの \\MCAFEE\NETSHIELD\FTP に転送されず 自動的に同じフォルダに解凍されます このため 古い DAT ファイルは 新しいファイルに置換されます 置換は 自動的に またはユーザの確認を経て手動で実行されます 確認メッセージは クライアントのインターフェースではなくサーバに表示されます 製品ガイド 109

110 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 例 4 : 外部 FTP を介して 1 つ以上のサーバをアップデートし 次に自動アップデートによりファイルをサーバに配布する場合 これにより サーバ間で比較的迅速に新しい DAT ファイルを配布できます この方法は インターネット接続したサーバが少なくとも 1 つあるが 内部 FTP サイトを持たない比較的大規模なネットワークに適しています 1. インターネット接続した 1 つまたは複数のサーバを 直接 DAT ファイルを Network Associates FTP サイトから自動的にアップデートしたり また他のローカルサーバを自動アップデートするように設定します 図 6-4. サーバのデータファイルは McAfee により直接アップデートされ 他のサーバに配布されます 110 McAfee NetShield for NetWare v4.6

111 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 2. 他のすべてのサーバを スケジュールした時間にローカルサーバから自動アップデートされるように設定します スケジュールの設定については 115 ページの アップデートおよびアップグレードアクティビティのスケジュール を参照してください 図 6-5. 別のサーバによるアップデート 例 5 : 外部 FTP を介して 1 つ以上のサーバをアップデートし 内部 FTP を介してその他すべてのサーバをアップデートする場合 これは もっとも高度に自動化されたアップデートです 以下のサーバが少なくとも 1 つは必要です Network Associates FTP サイトにインターネット接続しているサーバ 内部 FTP サイトであるサーバ 注意 : この例の両方のステップで ZIP ファイルは 受信サーバの \\MCAFEE\NETSHIELD\FTP に転送され 自動的に同じフォルダに解凍されます このため 古い DAT ファイルは 新しいファイルに置換されます 置換は 自動的に またはユーザの確認を経て手動で実行されます 確認メッセージは クライアントのインターフェースではなくサーバに表示されます 製品ガイド 111

112 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 1. Network Associates FTP サイトから直接アップデートファイルを受信するようにサーバを設定します 図 6-6. サーバのデータファイルは McAfee により直接アップデートされます 重要 : NetWare バージョン 3.x または 4.x の場合は SYS:VOL\etc\hosts のサーバの静的 IP アドレスを最初に定義する必要があります 2. 内部 FTP サイトからアップデートを受信するようにその他すべてのサーバを設定します (113 ページの図 6-7 を参照 ) 注意 : 以下の内部 FTP サイトにパスを入力する際は サーバ名またはサーバの IP アドレスのいずれかを使用できます servername\directory たとえば nwserver\mcafee\netshld\ftp または IP address\directory たとえば \mcafee\netshld\ftp これらの設定をスムーズに完了するには ユーザが読み取りおよびファイルスキャンについての権限を有する必要があります 112 McAfee NetShield for NetWare v4.6

113 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 図 6-7. 内部 FTP 経由でアップデートを受信するサーバ 注意 : 自動アップデートでソースサーバからファイルをダウンロードする前に 受信サーバの /FTP フォルダにある ZIP ファイルを削除します すると新しい ZIP ファイルがそのフォルダに転送されます この結果 受信サーバに ZIP ファイルがない時間が数秒あります この間は ZIP ファイルを受信サーバからダウンロードしようとしても失敗します 例 6 : ネットワーク管理者が新しい自動アップデートの通知を受信したら 準備ができ次第ダウンロードし 自動アップデートまたは内部 FTP を介して配布する場合 ユーザは 革新的なプッシュ / プルテクノロジを使用することができます これにより Network Associates SecureCast* は 新しい DAT ファイルが準備できるとユーザに通知し ユーザはバックグラウンドでダウンロードすることができます 詳細については 次の SecureCast Web ページを参照してください 製品ガイド 113

114 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート スキャンエンジンのアップグレード FTP でスキャンエンジンをアップグレードできます 1. Network Associates FTP サイトから直接スキャンエンジンのアップグレードを受信するようにサーバを設定します 図 6-8. [AutoUpdates] プロパティ - [Upgrade Options] タブ 2. スキャンエンジンのアップグレードについてスケジュールを設定します 115 ページの アップデートおよびアップグレードアクティビティのスケジュール を参照してください 114 McAfee NetShield for NetWare v4.6

115 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート アップデートおよびアップグレードアクティビティのスケジュール アップデートまたはアップグレードを要求するようにスケジュールを設定した場合 サーバは アップデートまたはアップグレードの受信のみを行います スケジュールを設定することにより 実際に選択した頻度と時間で DAT ファイルまたはスキャンエンジンを自動的にアップデートすることができます 自動アップデートまたは自動アップグレードは プログラムの起動時 毎時 毎日 毎週 または毎月などの間隔で 1 度だけ実行するよう設定できます [Schedule] プロパティページで スケジューラのオン オフ またアップデートする時間を設定することができます 自動アップデートまたは自動アップグレードのスケジュールを設定するには : 1. [AutoUpdate Properties] ウィンドウの [Schedule ] をクリックします [Schedule] プロパティページが表示されます 図 6-9. [Task Properties] - [Schedule] タブ 2. [Enable Scheduler] を選択します 注意 : スケジューラをオンにしないと アップデートの要求または受信は自動的に行われません 製品ガイド 115

116 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 3. サーバがアップデートを要求する頻度を指定します 以下のオプションのいずれかを選択できます [Once] で 1 度だけのアップデートを行います 指定の場所に日付と時間を入力します [Hourly] で 毎時間 1 度のアップデートを行います 毎時 x 分後にアップデートを開始するように設定します ここで x の値は 0 から 59 です たとえば アップデートを毎時 30 分 (8:30 9:30 10:30 など ) に設定するには [Hourly] オプションを選択して 分のフィールドに 30 と入力します [Weekly] で 毎週 1 度のアップデートを行います アップデート要求を開始する時間と曜日を入力します [Monthly] で 毎月 1 度のアップデートを行います 画面の [Start] に アップデート要求を開始する日付と時間を入力します [At Startup] でプログラムが起動するたびにアップデートを要求します [Daily] で 指定した日にアップデートを行います 画面の [Start At] で アップデート要求を開始する時間を入力します 次に [Which Days] をクリックしてアップデート要求を開始する日を指定します [Days] ダイアログボックスが表示されます アップデート要求を実行する日を選択します 図 日曜日 4. [OK] をクリックして [Schedule] プロパティページに戻ります 5. [OK] をクリックします これで スケジュールを設定した日時に自動アップデートが実行されます 116 McAfee NetShield for NetWare v4.6

117 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 自動アップデートのトラブルシューティング アップデートファイルをネットワークに配布するサーバとの接続に問題が発生した場合は ブロードキャストディスカバリ機能をオンにして 新しいファイルをダウンロードする適切なサーバを配置します 重要 : 詳細については 131 ページの ブロードキャストディスカバリによるサーバの指定 を参照してください 自動アップデートでブロードキャストディスカバリを使用するには : 1. AntiVirus コンソールを起動して 管理する NetShield サーバにログオンします 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください [AntiVirus Console task] ウィンドウが表示されます (19 ページの図 2-2 参照 ) 2. [Tools] メニューの [Server Options] を選択して [Server Options] ダイアログボックスを開きます 図 [Server Options] - [Connectivity] タブ 3. [Enable discovery] を選択します 4. [Seconds] テキストボックスに プログラムがネットワークでサーバを探す検索時間を入力します デフォルトでは タイムアウトは 60 秒です 製品ガイド 117

118 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート 5. [OK] をクリックして設定を保存し ダイアログボックスを閉じます 118 McAfee NetShield for NetWare v4.6

119 7 補足情報 はじめに この章では 以下のようなネットワーク管理者に有益な補足情報について説明します NetShield NLM Server コンソールの説明 エラーメッセージのリスト (124 ページ ) 診断およびトラブルシューティングのコマンドリスト (127 ページ ) ブロードキャストディスカバリによるサーバの指定 (131 ページ ) サーバパフォーマンスの調整 (135 ページ ) CPU の使用率の制御 (137 ページ ) NetShield NLM Server コンソール NetShield NLM Server コンソールは スキャナがロードされるとサーバのモニタに表示されます スキャナをロードするには NetWare コンソールのコマンドラインに netshld と入力します (load コマンドを使用していて 検索パスから SYS:MCAFEE\NETSHLD\ を削除していない場合は NetWare コンソールのコマンドラインに load netshld と入力することできます ) タスクリストの表示 初期画面はタスクリストの表示で 3 つのセクションがあります 画面の一番上に [Server Information] 画面中央に [On Access] そして一番下に定義したすべてのオンデマンドタスクのリストが表示されます 120 ページの表 7-1 に 表示される情報を示します タスクは AntiVirus コンソールで定義され 実行されます オンアクセススキャナの設定については 33 ページの オンアクセスタスク を参照してください 製品ガイド 119

120 補足情報 図 7-1. NetShield NLM Server コンソール タスクリストの表示 サーバ情報 表 7-1. NetShield Server コンソール [Server Information] フィールド Server CPU Utilization Date Scan Engine Version Virus Definitions Created on Log File アクション Status Last File Scanned 意味 NetShield プログラムがインストールされているサーバの名前 現在使用中の CPU 容量のリアルタイムのパーセンテージ表示詳細については 137 ページの CPU の使用率の制御 を参照してください 本日の日付 日 時間 年 現在使用中のスキャンエンジンのバージョン番号 現在使用中の DAT ファイルのバージョン番号 現行の DAT ファイルが作成された日付 オンアクセススキャナがアクションを実行したファイルのパスと名前が記録されます このパラメータは オンアクセススキャンの [Reports] のプロパティページで設定できます 41 ページの オンアクセススキャンアクティビティのログへの記録 を参照してください NetShield スキャナがウィルスを検出すると実行します このパラメータは オンアクセススキャンの [Actions] のプロパティページで設定できます 38 ページの 感染に対する対応 を参照してください オンアクセススキャンが有効か無効かを示します このパラメータはオンアクセススキャンの [Detection] ページで設定できます 35 ページの スキャンオプションの選択 を参照してください オンアクセスエンジンが最後にスキャンしたファイルの名前です 120 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

121 補足情報 表 7-1. NetShield Server コンソール [Server Information] ( 続く ) Last File Infected Scan All Files Scan Direction Scanned Cleaned Infected Deleted オンアクセスエンジンが最後にウィルスを検出したファイルの名前です スキャン対象となるのがすべてのファイルか 選択したファイルタイプのみかを示します このパラメータはオンアクセススキャンの [Detection] ページで設定できます 35 ページの スキャンオプションの選択 の手順 2 を参照してください スキャンファイルが サーバに書き込まれるのか ( 受信 ) サーバから読み取られるのか ( 送信 ) またはその両方なのかを示します このパラメータはオンアクセススキャンの [Detection] ページで設定できます 35 ページの スキャンオプションの選択 の手順 1 を参照してください オンアクセススキャンがスキャナの最後のロード後にスキャンしたファイルの数を示します スキャン済みとして報告されるファイルの数は ユーザがスキャン対象として認識している数とは異なります これは ユーザがスキャン済みのファイルを数える方法とスキャナがそのプロシージャを数える方法が異なるためです たとえば ZIP ファイルが1 つのファイルとして表示されても スキャナは ZIP ファイル自身と同様 ZIP ファイルに含まれている各ファイルも数えているのです Windows エクスプローラでは 関連するアイコンが検索されると ファイルを何度も開くことがあります エクスプローラがファイルを開くたびにそのファイルはスキャンされます ただし ユーザは開いているその 1 つのファイルのみがスキャンを引き起こしたと考えます オンアクセススキャンが最後のロード後にウィルスを駆除したファイルの数を示します オンアクセススキャンが最後のロード後にウィルスを検出したファイルの数を示します オンアクセススキャンが最後のロード後に削除したファイルの数を示します リストボックス フィールド Name Status Last result 意味 オンデマンドタスクに割り当てられた名前を示します 49 ページの オンデマンドタスク を参照してください タスクの実行がスケジュール設定されている ( Scheduled ) 現在実行中 ( Running ) または待機中 ( ステータスフィールドは空白 ) のいずれかを示します 最後に実行したスキャンアクティビティの結果です 製品ガイド 121

122 補足情報 タスクの詳細表示 [Task List View] が表示されていれば タスクリストから上下の矢印を使用してタスクを選択できます ENTER キーを押して 選択したオンデマンドタスクについて最後の実行の詳細を表示するか 選択したスキャンの実行中にその進行状況を観察します 図 7-2 は タスクリストの表示 ( 図 7-1) で選択したスキャンタスクを表示する NLM Server コンソールのタスクの詳細表示です 表 7-2 に表示される情報を示します 注意 : F2 を押すと [Task List View] に戻ります 図 7-2. NetShield NLM Server コンソール [Task Detail View] Scan Task 表 7-2. NetShield NLM Server コンソール [Task Detail View] フィールド 意味 Name [List View] 画面で選択されたスキャンタスクの名前です 49 ページの オンデマンドタスク を参照してください Schedule Log File スキャンタスクが実行するようにスケジュール設定された日時です オンデマンドスキャナがアクションを実行したファイルのパスと名前が記録されます このパラメータを設定するには AntiVirus コンソールを使用してオンデマンドスキャンタスクを選択します 次に 右クリックして [Properties] を選択したら 次に [Reports] タブを選択します 62 ページの オンデマンドスキャンアクティビティのログへの記録 を参照してください 122 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

123 補足情報 表 7-2. NetShield NLM Server コンソール [Task Detail View] ( 続く ) Scan Task フィールド アクション Scan CD-ROM Scan Migrated Files Last File Scanned Last File Infected Status Scan All Files Scan OS Compressed Files 意味 スキャナがウィルスを検出すると実行するよう設定されたアクションです このパラメータを使用するには AntiVirus コンソールを使用します オンデマンドスキャンタスクを選択します 次に 右クリックして [Properties] を選択したら 次に [Actions] タブを選択します 59 ページの 感染ファイルへの対応 を参照してください CD-ROM のスキャンが有効かどうかを示します このパラメータを設定するには AntiVirus コンソールを使用します [Detection] タブの [Advanced] ボタンをクリックします 57 ページの手順 6 を参照してください 補助記憶装置にアーカイブされたファイルのスキャンが有効かどうかを示します このパラメータを設定するには AntiVirus コンソールを使用します [Detection] タブの [Advanced] ボタンをクリックします 57 ページの手順 6 を参照してください オンデマンドエンジンが最後にスキャンしたファイルの名前です オンデマンドエンジンが最後にウィルスを検出したファイルの名前です タスクの実行がスケジュール設定されている ( Scheduled ) 現在実行中 ( Running ) または待機中 ( ステータスフィールドは空白 ) のいずれかを示します スキャン対象となるのがすべてのファイルか 選択したファイルタイプのみかを示します このパラメータを使用するには AntiVirus コンソールで [Detection] タブを選択します 53 ページの スキャンオプションの選択 を参照してください オンデマンドスキャンで圧縮されたファイルをスキャンするかどうかを示します このパラメータを設定するには オンデマンドスキャンの AntiVirus コンソールでオンデマンドスキャンタスクを選択します 次に 右クリックして [Properties] を選択したら 次に [Detection] タブを選択します 53 ページの スキャンオプションの選択 を参照してください 製品ガイド 123

124 補足情報 表 7-2. NetShield NLM Server コンソール [Task Detail View] ( 続く ) Scan Task フィールド Scanned 意味 現行のオンデマンドスキャンでスキャンしたファイルの数を示します スキャン済みとして報告されるファイルの数は ユーザがスキャン対象として認識している数とは異なります これは ユーザがスキャン済みのファイルを数える方法とスキャナがそのプロシージャを数える方法が異なるためです たとえば ZIP ファイルが1 つのファイルとして表示されても スキャナは ZIP ファイル自身と同様 ZIP ファイルに含まれている各ファイルも数えているのです Windows エクスプローラでは 関連するアイコンが検索されると ファイルを何度も開くことがあります エクスプローラがファイルを開くたびにそのファイルはスキャンされます ただし ユーザは開いているその 1 つのファイルのみがスキャンを引き起こしたと考えます Cleaned Infected Deleted 現行のオンデマンドスキャンでウィルスを駆除したファイルの数を示します 現行のオンデマンドスキャンでウィルスを検出したファイルの数を示します 現行のオンデマンドスキャンで削除したファイルの数を示します エラーメッセージ NetShield アンチウィルスプログラムが生成する最も重大なエラーメッセージは NetWare コンソールのコマンドラインに表示されます 表 7-2 にその問題のメッセージを示し そのメッセージの内容およびテクニカルサポートに電話する前に行っていただくことについて説明します NetShield Server のインターフェース (NUT 画面 ) には コンソールまたは単にプログラムが機能を実行中であることを示しているメッセージ ( たとえば No more messages for 10 minutes Dumping trace data to <filename> など ) も表示されますが ここでは これらのメッセージについては説明しません 124 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

125 補足情報 表 7-2. エラーメッセージ メッセージ Unable to find AIO module symbols Unalbe to install File System Hook... Cannot initialize display Unable to initialize... Unable to install command handler No trace buffer... 説明 AIO.NLM により プログラムは サーバのモデムを使用してアラートマネージャのポケットベル通知を行うことができます プログラムは ファイルを開いたり閉じたりするようなプログラム自体に関連するイベントを行うことができません オンアクセススキャンは実行できません NetShield Server インターフェース (NUT 画面 ) の初期化の失敗です スキャナがロードしません NetShield Server インターフェース (NUT 画面 ) の初期化の失敗 コマンドラインハンドラでは 診断コマンドおよびトラブルシューティングコマンドを使用するときにスイッチまたはパラメータを指定することができます プログラムの機能には影響を及ぼしません 追跡機能の実行に必要なメモリがありません テクニカルサポートに電話する前に確認すること サーバでファイルを検索してください ファイルをSYS:System に格納してください ユーザが使用している NetWare バージョンに最新の Novell NetWare ソフトウェアパッチを使用していることを確認してください サーバに NetShield NLM が 1 つだけインストールされていることを確認してください NWSNUT.NLM がロードされていることを確認してください ユーザが使用している NetWare バージョンに最新の Novell NetWare ソフトウェアパッチを使用していることを確認してください メモリ不足です 不要なアプリケーションを閉じるか または削除してください メモリを増設してください メモリ不足です 不要なアプリケーションを閉じるか または削除してください メモリを増設してください サーバのメモリを増設してください 製品ガイド 125

126 補足情報 表 7-2. エラーメッセージ ( 続く ) メッセージ Unable to dump trace data to... Unable to open... Unable to start service manager Unable to start Query Service File Server Initialization failed 説明 デフォルトでは 追跡アクティビティの結果は SYS:NSTRACE.OUT にダンプされます 別のダンプファイルを指定することができます 131ページのnetshield trace dump [path] も参照してください 追跡をダンプするファイル ( デフォルトでは SYS:NSTRACE.OUT) が開かないか または書き込みできません 131ページのnetshield trace dump [path] も参照してください 内部管理サービスを初期化できませんでした スキャナがロードされません 内部管理サービスを初期化できませんでした スキャナがロードしません 自動アップデートファイル転送サービスの初期化の失敗です テクニカルサポートに電話する前に確認すること ディスクにダンプに使用できる十分な空き容量があることを確認してください ダンプ先のファイルが読み取り専用になっていないことを確認してください ディスクにダンプに使用できる十分な空き容量があることを確認してください ダンプ先のファイルが読み取り専用になっていないことを確認してください スキャナをアンロードしてください スキャナを再ロードしください スキャナをアンロードしてください スキャナを再ロードしください ユーザが使用している NetWare バージョンに最新の Novell NetWare ソフトウェアパッチを使用していることを確認してください メモリ不足です 不要なアプリケーションを閉じる または削除してください メモリを増設してください 126 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

127 補足情報 表 7-2. エラーメッセージ ( 続く ) メッセージ Registry Missing or Corrupt Failed to initialize the scanning engine Unable to alloc n bytes for trace buffer 説明 NetShield レジストリおよびバックアップレジストリの両方のロードに問題があることを示す一連のメッセージが表示されます DAT ファイルが移動 削除 または破壊されています 追跡バッファの設定に十分なメモリがありません テクニカルサポートに電話する前に確認すること バックアップからレジストリを復元してください レジストリ情報があるファイルの名前は NETSHLD.REG です バックアップファイルがない場合は ソフトウェアを再インストールしてください 使用している NetWare バージョンに最新の Novell NetWare ソフトウェアパッチを使用していることを確認してください メモリ不足です McAfeeの Web サイトから最新の DAT ファイルをダウンロードし インストールしてください メモリ不足です 不要なアプリケーションを閉じる または削除してください メモリを増設してください 再試行してください 診断およびトラブルシューティングのコマンド NetShield for NetWare パッケージには スキャンのアベンドやその他の問題の原因究明を容易にするトラブルシューティング用のユーティリティがあります 実行可能な診断コマンドのリストを表示するには Server コンソールのコマンドプロンプトに NETSHIELD/? を入力します 操作上の問題を解決するコマンドを表示する画面が表示されます 注意 : ここでは 製品の名称は NETSHIELD と入力します これは サーバへのログインに使用するコマンド NETSHLD とは異なります 初期のリリースによっては 診断コマンドのリストの表示は /Help コマンドで行いました 製品ガイド 127

128 補足情報 図 7-3. 診断およびトラブルシューティングのコマンド 通常 これらのコマンドを使用して スキャンアクティビティをリアルタイムに表示したり アクティビティのログへの記録 エラー追跡のパラメータおよび通知などを制御することができます エラー追跡を実行すると 所要時間の短い最小限度の情報 から 所要時間の長い広範囲の情報 まで 詳細レポートのレベルを選択できます 表示およびログの機能は 情報の収集およびトラブルシューティングに役立ちますが 追跡オプションは テクニカルサポート用のオプションのため その出力は読み取り可能な形式になっていません 以下に これらの便利なコマンドを必要とする状況の例を示します 1 日中 リアルタイムでスキャンアクティビティを追跡しようとすると オンデマンドスキャンタスクがアベントする場合 夜間 朝実行したスキャンアクティビティを印刷しようとすると オンアクセススキャンタスクがアベントする場合 メモリ不足を通知するメッセージを突然受信した場合や エラーの追跡 リアルタイムの追跡の表示 後で追跡結果の印刷などを行う場合 表 7-4 で コマンドの用途を説明します 128 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

129 補足情報 表 7-4. 診断およびトラブルシューティングのコマンド コマンド netshield disp on または netshield display on netshield disp off or netshield display off netshield disp verbose or netshield display verbose netshield log on [path] netshield log off netshield log v または netshield log verbose 用途 スキャンまたはその他のアクティビティを [NetShield Messages] 画面で表示できるように生成します 注 :NetShield Messages を表示するには 以下の手順で行います NetShield Server コンソールがフルスクリーンで起動している場合は NetShield Messages 画面が表示されるまで ALT + ESC を繰り返し押します NetShield Server コンソールがリモートで起動している場合は 以下のようにします 1. ALT + F1 を押します [Available Options] パネルが表示されます 2. [Select A Screen To View] オプションを選択して ENTER を押してください [Available Screens] パネルが表示されます 3. [NetShield Messages] を選択して ENTER を押してください NetShield Messages 画面を使用できないようにします スキャンまたはその他のアクティビティを [NetShield Messages] 画面に表示します コンテキストによっては このコマンドで netshield disp on コマンドの情報よりさらに詳細な情報を生成します スキャンまたはその他のアクティビティのログファイルを生成します デフォルトのパスは SYS:NETSHLD.LOG です 別の場所にログを生成する場合は on パラメータの後に目的のパスを入力してください アクティビティのログへの記録を無効にします スキャンまたはその他のアクティビティのログファイルを生成します デフォルトのパスは SYS:NETSHLD.LOG です 他の場所にログを生成するには v または verbose パラメータの後に目的のパスを入力してください コンテキストによっては このコマンドで netshield log on コマンドの情報よりさらに詳細な情報を生成します 製品ガイド 129

130 補足情報 表 7-4. 診断およびトラブルシューティングのコマンド ( 続く ) コマンド netshield log size n n は ログファイルの最大サイズ ( バイト ) です netshield log reset netshield log next netshield trace on netshield trace off netshield trace default netshield trace buff n n は バッファサイズ ( バイト ) です netshield trace errors < エラーのみ追跡 > netshield trace max < 最大追跡のオン > netshield trace onaccess n n は 追跡レベルです 有効な追跡レベルは または 3 です netshield trace ondemand n n は 追跡レベルです 有効な追跡レベルは または3 です netshield trace alerts n n は 追跡レベルです 有効な追跡レベルは または 3 です 用途 ログファイルの最大サイズをバイト単位で設定します ログファイルの内容を削除します 現在のログファイルを閉じ NETSHLD.LOG から NETSHLD1.LOG にファイル名を変更し 新しいログファイル NETSHLD.LOG を開きます 追跡を有効にします 追跡を無効にします すべての追跡レベルを 1 に設定します 追跡バッファのサイズをバイト単位で設定すると 追跡情報のレポジトリとして生成と同時に機能します デフォルトでは 追跡結果は SYS:NSTRACE.OUT にダンプされます エラーの追跡を除くすべての追跡を無効にします すべての追跡レベルを 3 に設定します オンアクセススキャンの追跡を有効にします 追跡レベルが低いほど追跡情報が限定されますが 追跡アクティビティの所要時間は短くなります 追跡レベルが高いほど追跡情報は多くなりますが 追跡アクティビティの所要時間は長くなります オンデマンドスキャンの追跡を有効にします 追跡レベルが低いほど追跡情報が少なくなりますが 追跡アクティビティの所要時間は短くなります 追跡レベルが高いほど追跡情報は幅広くなりますが 追跡アクティビティの所要時間は長くなります アラートメッセージの追跡を有効にします 追跡レベルが低いほど追跡情報が少なくなりますが 追跡アクティビティの所要時間は短くなります 追跡レベルが高いほど追跡情報は幅広くなりますが 追跡アクティビティの所要時間は長くなります 130 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

131 補足情報 表 7-4. 診断およびトラブルシューティングのコマンド ( 続く ) コマンド netshield trace file n n は 追跡レベルです 有効な追跡レベルは または 3 です netshield trace memory n n は 追跡レベルです 有効な追跡レベルは または 3 です netshield trace dump [path] netshield trace clear 用途 追跡レベルを 0 に設定します ファイルアクセスメッセージの追跡を有効にします メモリ問題の追跡を有効にします 追跡レベルが低いほど追跡情報が少なくなりますが 追跡アクティビティの所要時間は短くなります 追跡レベルが高いほど追跡情報は幅広くなりますが 追跡アクティビティの所要時間は長くなります 追跡アクティビティの結果を含む ダンプ ファイルを生成します デフォルトのパスは SYS:NSTRACE.OUT です 他の場所にダンプファイルを生成する場合は dump パラメータの後に目的のパスを入力してください 追跡バッファの内容を削除します 注意 : コマンドのデフォルト値は NETSHLD.NLM のアンロードまたは再ロードの際に格納されます ブロードキャストディスカバリによるサーバの指定 NetShield の機能により 特定のネットワークサーバを指定する必要がある場合は [Browse] ボタンで適切なコンピュータを指定できます 表示されたツリービューに目的のサーバがない場合は ブロードキャストディスカバリ機能を使用して ネットワークの任意のサーバを指定できます 重要 : この機能を有効にすると ネットワークトラフィックが著しく増加します ブロードキャストディスカバリを使用する前に 可能なかぎり通常の検索方法でコンピュータを検索してください サーバの指定ができない場合にのみ ブロードキャストディスカバリを使用してください ブロードキャストディスカバリを使用するのは 以下のような状況です 例 1 - クライアント側の問題 AntiVirus コンソールからリモートサーバを管理する 詳細については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください 例 2 - サーバ側の問題 アップデートされたウィルス定義ファイルをダウンロードするサーバを指定する 詳細については 117 ページの 自動アップデートのトラブルシューティング を参照してください 製品ガイド 131

132 補足情報 例 3 - サーバ側の問題 特別なモデムを装備したサーバを モデムのないサーバからの またポケットベルへのメッセージの中継として使用する 詳細については 76 ページの ほかのコンピュータにアラートメッセージを転送する を参照してください ブロードキャストディスカバリを使用するには : 1. NetShield AntiVirus コンソールを起動します 詳細については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください 2. をクリックするか [Tools] メニューから [Remote Connection] をクリックします [Connect to remote computer] ダイアログボックスが開きます 図 7-4. [Connect to remote computer] ダイアログボックス 3. 管理する NetShield サーバの名前を入力します コンソールから事前に目的のサーバにログオンしている場合には ドロップダウンリストから選択して をクリックします 特定のサーバの場所を確認するために ツリービューを表示するには [Browse] をクリックします 4. [Advanced] をクリックします [Advanced connection] ダイアログボックスが表示されます 132 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

133 補足情報 図 7-5. [Advanced Connection] の設定 5. [Enable broadcast discovery] を選択します 6. をクリックして NetShield プログラムがインストールされているデフォルトのサーバプラットフォームを選択します 7. 通信プロトコルを選択して 特定の通信ポートを使用する場合は 以下の 通信プロトコルと通信ポートの設定 を参照してください または [OK] をクリックして [Advanced Connection Settings] ダイアログボックスを閉じます さらに [OK] を再度クリックすると 接続を試行します サーバに接続せずにダイアログボックスを閉じるには [Close] をクリックしてください 通信プロトコルと通信ポートの設定 NetShield プログラムで使用する通信プロトコル および 必要であればプログラムが使用するプロトコルの順番を指定できます さらに TCP/IP 通信のポートも選択できます 通信設定を指定するには : ページの手順 1 から手順 4 に従って [Advanced Connection Settings] ダイアログボックスを開きます 次に 以下に示すステップ 5 を行います 2. ダイアログボックスの [Protocols] で をクリックして ネットワークに適したプロトコルまたはプロトコルの組み合わせを選択します 製品ガイド 133

134 補足情報 以下の選択肢があります プロトコル IPX/SPX Only TCP/IP Only IPX/SPX then TCP/IP ( デフォルト ) TCP/IP then IPX/SPX 用途 ネットワークで IPX/SPX の使用を継続し プロトコルの変更は行いません ネットワークは純粋な TCP/IP 環境で作動します IPX/SPX から TCP/IP に移行中ですが ネットワークのほとんどのコンピュータは まだ IPX/SPX 環境で作動しています IPX/SPX から TCP/IP に移行中ですが ネットワークのほとんどのコンピュータは TCP/IP に移行済みです 3. [TCP/IP Port] ボックスで をクリックしてポートを選択します 重要 : デフォルトのポートを選択しない場合は ここでポートを追加して サーバにポートを指定する必要があります サーバにポートを設定するには 以下のパラメータをコマンドに追加して NetWare コンソールの NetShield プログラムをロードします load netshld /p=xxxxx XXXXX は ユーザが指定するポートです この値は AntiVirus コンソールの [TCP/IP Port] フィールドに入力する値と一致する必要があります 4. デフォルトの TCP/IP ポートの値をデフォルト値の に戻すには [Default TCP/IP Port] をクリックしてください 重要 : AntiVirus コンソールでデフォルト値を再格納する場合は 同様に必ずサーバにデフォルトのポートを設定してください サーバにポートを設定するには 以下のパラメータをコマンドに追加して NetWare コンソールの NetShield プログラムをロードします load netshld /p= McAfee NetShield for NetWare v 4.6

135 サーバパフォーマンスの調整 補足情報 スキャナのパフォーマンス速度 およびプロセッサ時間や他のサーバリソースを効率的に使用するスキャナの性能は ホストコンピュータにあるスキャナに使用するハードウェアの影響を受ける場合があります オンアクセススキャンのパフォーマンスは マルチプロセッサ環境で複数のスキャンスレッドを利用することで向上させることができます デフォルトでは Symmetrical Multiprocessing (SMP) を利用したり オンアクセススキャンに 4 つのスレッドを使用するように設定されています NetShield NLM がマルチプロセッサを搭載したサーバにある場合 SMP によってパフォーマンスが向上します スレッドの数は ファイル I/O アクティビティの合計とサーバの総合処理能力の間で最適な関係になるように調整されます オンデマンドスキャンのパフォーマンスは スキャンファイルのキャッシュを利用することにより向上することができます ファイルがスキャンされ ウィルスが検出されると そのファイル名はキャッシュファイルに格納されます 続けてオンデマンドスキャンでファイルのあるボリュームまたはフォルダがスキャンされると それらが再度スキャンされることはありません そのファイルを開くか あるいは移動した場合は そのファイル名がキャッシュファイルから削除され その後のスキャンの対象となります デフォルトでは キャッシュに 4,000 ものファイル名を入力できます キャッシュファイルのサイズを増加し さらにファイル名を増やすこともできます デフォルトの SMP 設定 スキャンスレッドの数 スキャンキャッシュのサイズを変更するには : 1. AntiVirus コンソールを起動して 管理する NetShield サーバにログオンします コンソールを起動し NetShield サーバにログオンする方法については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください [AntiVirus Console task] ウィンドウが表示されます (19 ページの表 2-2 参照 ) 2. [Tools] メニューの [Server Options] を選択して [Server Options] ダイアログボックスを開きます [Advanced] タブをクリックします 製品ガイド 135

136 補足情報 図 7-6. [Server Options] - [Advanced] タブ 3. をクリックしてスレッドの数を選択するか 所定のテキストボックスに数を入力します 1 から 19 までの任意の数を指定できます 4. [Size of cache (file scanning)] のテキストボックスにキャッシュするファイルの数を入力します 32 から 262,144 までの任意のファイル数を指定できます 5. サーバにマルチプロセッサがない場合 またはスキャンに複数の CPU を利用しない場合は [Enable SMP] の選択をオフにします 単一プロセッサのサーバに [Enable SMP] を選択しても影響はありません 6. [OK] をクリックして設定を保存し ダイアログボックスを閉じます 136 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

137 CPU の使用率の制御 補足情報 オンデマンドスキャンアクティビティの場合 閾値を設定して CPU の使用率を限定することができます CPU の使用率が閾値を越えると すべてのオンデマンドスキャンタスクは CPU の使用率が閾値より下がるように一時的に休止状態になります 閾値が低すぎると ( たとえば CPU 容量の 40%) オンデマンドスキャンアクティビティの実行時間が極端に長くなる場合があります CPU の使用率を制御するには 以下の 2 つの方法があります オンデマンドスキャンタスクの関連プロパティの設定 オンデマンドタスクにおける CPU の最大許容使用率の指定 重要 : 上のいずれの方法でも 必要以上に CPU が使用される場合があります McAfee は タスクの関連プロパティを設定して CPU の使用率を制御することを強くお勧めします 関連するプロパティで設定することにより 複数のスキャンタスクを管理する際に設定が容易になるだでなく 柔軟に設定することができます CPU スロットル を設定する方法は 包括的な設定であり すべてのスキャンタスクに反映されます スキャンタスクの関連プロパティを設定するには : 1. 新しいオンデマンドスキャンタスクを作成します 詳細については 49 ページの オンデマンドタスク を参照してください 2. [Detection ] プロパティページを設定したら [Advanced] ボタンをクリックします [Advanced Scanner Settings] ダイアログボックスが表示されます (138 ページの表 7-7 参照 ) 製品ガイド 137

138 補足情報 図 7-7. [Advanced Scanner Settings] 3. ダイアログボックスの一番上の [Scan priority] で スライダを左に動かすと NetWare サーバが実行する他のタスクより優先順位が低くなります これによりスキャンの所要時間は長くなりますが サーバの他のソフトウェアのスキャン速度が遅くなることはありません 今後 サーバで他のサービスを実行する必要がある場合は スキャンタスクの優先順位を低くしてください スライダを右に動かすと 優先順位は サーバが実行する他のタスクより高くなります これにより スキャン速度は速くなりますが 他のソフトウェアのプロセッサ時間を奪い 他のアプリケーションの実行速度が遅くなります 今後 サーバで他のソフトウェアを実行する必要があまりない場合は 優先順位を高くしてください デフォルトでは プログラムは他のサービスと比較して スキャンタスクの優先度バランスをとろうとします 4. 優先順位の設定が終了したら [OK] をクリックします 138 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

139 補足情報 オンデマンドスキャンアクティビティに使用する CPU を包括的に制限するには load netshld コマンドに続けて 3 つのパラメータをコマンドラインに追加します /CPUHigh=xxx ここで xxx は CPU 使用率 (%) で これに達するとすべてのスキャンスレッドが休止します ( デフォルト =100) /Delay=xxxx ここで xxx はミリ秒単位の数字で プログラムが CPU の閾値を再チェックするまでのスレッドの休止時間です ( デフォルト =0) /Loop=xx ここで xx はで スキャンおよびその他のスレッドが CPU をチェックし 必要に応じて休止する時間です Loop 値の到達後 CPU の使用率がまだ閾値を越えている場合 CPU の再チェック前に休止スレッドを実行します このプロセスは スレッドが永久的に休止するものではありません ( デフォルト =0) たとえば 次のような値をパラメータに指定して コマンドを実行します load netshld /CPUHigh=50 /Delay=100 /Loop=2 注意 : コマンドラインにこれらのパラメータを追加する代わりに SYS:SYSTEM\NETSHLD.NCF でこれらのパラメータを指定することもできます 製品ガイド 139

140 補足情報 140 McAfee NetShield for NetWare v 4.6

141 AAntiVirus コンソールのメニュー ここでは AntiVirus コンソールで使用できるメニュー項目 それに対応するツールバーのボタン ( ある場合 ) およびそのアクションの概要について説明します AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション メニュー 対応するツールバーのボタン アクション 新しいタスクを作成します [Task Properties] ダイアログボックスが表示されます 新しいタスクを設定する方法については 49 ページの オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン を参照してください スキャンウィザードを起動します スキャンウィザードの最初のパネルが表示されます 表示される各パネルの指示に従って オンデマンドスキャンまたはスケジュールスキャンを設定してください オンアクセスタスクを停止するには リストに表示されたタスクを選択した後 [Scan] メニューから [Disable] を選択します オンアクセスタスクを選択していない場合は メニューに [Stop] が表示されます これをクリックするとオンデマンドタスクが停止します 製品ガイド 141

142 AntiVirus コンソールのメニュー AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション ( 続き ) メニュー 対応するツールバーのボタン アクション オンアクセスタスクを開始するには リストからオンアクセスタスクを選択した後 [Scan] メニューから [Enable] を選択します オンアクセスタスクを選択していない場合は メニューに [Start] が表示されます これをクリックするとオンデマンドタスクが開始します 選択したオンデマンドスキャンタスクを停止します このメニュー項目は 実行中のオンデマンドタスクをコンソールウィンドウで選択したときのみ表示されます オンアクセスタスクを選択した場合は メニューに [Disable] が表示されます なし 選択したオンデマンドタスクを開始します 選択したタスクがすぐに開始し 選択したオプションに従って実行されます このメニューは 実行中のオンデマンドタスクをコンソールウィンドウで選択したときのみ表示されます オンアクセスタスクを選択した場合は メニューに [Enable] が表示されます 選択したタスクの名前を変更します タスクリストで新しい名前を入力し ENTER キーを押してください 142 McAfee NetShield for NetWare v4.6

143 AntiVirus コンソールのメニュー AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション ( 続き ) メニュー 対応するツールバーのボタン なし アクション コンソールウィンドウにあるタスクのリストから選択したタスクを削除します 削除できるタスクはユーザが作成したタスクだけです コンソールに組み込まれているオンアクセスタスクまたは自動アップデートタスクは削除できません ただし 実行したくないタスクについては 無効に設定することができます スキャンの進行と同時に そのスキャンの結果を動的に表示します 実行中のスキャンタスクに関する統計レポートを表示するには このメニューを選択する前にオンアクセスタスクまたはオンデマンドタスクのいずれかを選択してください なし アクティビティログを表示します [Scan] メニューから [Activity Log] を選択すると スキャン中にアクションを記録するためのログファイルが開きます ログファイルを作成する方法については 62 ページの オンデマンドスキャンアクティビティのログへの記録 を参照してください コンソールウィンドウで選択したスキャンタスクを設定します そのタスクの [Task Properties] ダイアログボックスが表示されます タスクの設定を変更する方法については 49 ページの オンデマンドスキャンとスケジュールスキャン を参照してください 製品ガイド 143

144 AntiVirus コンソールのメニュー AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション ( 続き ) メニュー 対応するツールバーのボタン なし アクション AntiVirus コンソールを閉じます 選択したタスクを Windows クリップボードにコピーします この機能を使用すると オンデマンドタスクのタスクの設定をコピーし 類似する他のタスクのテンプレートとして使用できます 144 McAfee NetShield for NetWare v4.6

145 AntiVirus コンソールのメニュー AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション ( 続き ) メニュー 対応するツールバーのボタン アクション タスクをクリップボードからコンソールウィンドウのタスクリストの最後に貼り付けます 別のコンピュータで稼動している Netshield にタスクを貼り付けるには まず コンソールを使用してそのコンピュータに接続します 次に タスクをそのコンピュータのコンソールウィンドウに貼り付けます 別のコンピュータに接続する方法については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください タスクをコンピュータウィンドウに貼り付けるときに タスクの名前の入力を求められます 名前を入力し ENTER キーを押してください [Task Properties] ダイアログボックスが開き 保存する前にこのダイアログボックスでタスクの設定を変更することができます タスクの設定を変更する方法については 49 ページの オンデマンドタスク を参照してください 必要に応じてタスクの設定を変更したら [OK] をクリックして [Task Properties] ダイアログボックスを閉じます なし タスクを書き出します 作成したタスクをリストから 1 つ選択した後 [Edit] メニューから [Export] を選択します 表示される [Select Export File] ダイアログボックスでファイルの名前を指定し その保存先を選択してから [Save] をクリックします すると このタスクが選択したオプションすべてを記録した VSC ファイルとして保存されます このファイルを別のサーバにコピー メール送信 または配布することにより 別のコンピュータにインストールした NetShield に使用できます 製品ガイド 145

146 AntiVirus コンソールのメニュー AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション ( 続き ) メニュー 対応するツールバーのボタン なし なし アクション タスクを取り込みます [Edit] メニューから [Import] を選択します 表示される [Select Import File] ダイアログボックスで拡張子が VSC のファイルを選択し 次に [OK] をクリックすると そのファイルがタスクリストに表示されます この後タスクの名前の入力を求められます 名前を入力し ENTER キーを押してください [Task Properties] ダイアログボックスが開き 保存する前にこのダイアログボックスでタスクの設定を変更することができます タスクの設定を変更する方法については 49 ページの オンデマンドタスク を参照してください [OK] をクリックして [Task Properties] ダイアログボックスを閉じます コンソールのツールバーボタンを表示または非表示にします チェックマークが付いているとツールバーが表示されます ツールバーが表示されないときはチェックマークが付いていません なし 画面下部のステータスバーを表示または非表示にします チェックマークが付いているとステータスバーが表示されます ステータスバーが表示されないときはチェックマークが付いていません なしタスクリストの表示をすぐに更新します 146 McAfee NetShield for NetWare v4.6

147 AntiVirus コンソールのメニュー AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション ( 続き ) メニュー 対応するツールバーのボタン なし なし アクション タスクリストの表示を自動更新する間隔を設定します デフォルトでは 3 秒ごとに更新されます [Refresh Time] テキストボックスに間隔を入力するか テキストボックスの横の矢印をクリックして値を変更してください [OK] をクリックして設定値を保存し [Options] ダイアログボックスを閉じます 自動アップデートを設定します これを選択すると [AutoUpdate Properties] ダイアログボックスが開きます 自動アップデートで最新の DAT ファイルを取得する方法については 第 6 章 ウィルス定義ファイルおよびエンジンのアップデート を参照してください ウィルス検出時のウィルス通知を有効にします これを選択すると [Alert Properties] ダイアログボックスが開きます このダイアログボックスで集中管理アラートを有効にし アラートマネージャをアクティブにして アラートメッセージの優先度および内容を編集することができます アラートメッセージの設定および通知の方法については 73 ページの ウイルスアラートメッセージ を参照してください アラートマネージャを設定します これを選択すると [Alert Manager Properties] ダイアログボックスが開きます ウィルス検出時にアラートを通知する方法については 73 ページの ウイルスアラートメッセージ を参照してください 製品ガイド 147

148 AntiVirus コンソールのメニュー AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション ( 続き ) メニュー 対応するツールバーのボタン アクション Windows NT イベントビューアを開きます Windows NT サーバに接続している場合は Windows NT イベントビューアを開くことができます NetWare サーバに接続している場合は このボタンや対応するメニュー項目を使用することはできません NetShield サーバに接続します これを選択すると [Remote Computer] ダイアログボックスが開きます 接続する方法については 17 ページの AntiVirus コンソールの開始 を参照してください NetShield サーバから切断します 切断と同時にタスクリストが消去されます なし パスワードを変更します 表示されるダイアログボックスで 現在管理している NetShield サーバへのログオンに使用しているパスワードを入力します [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます 148 McAfee NetShield for NetWare v4.6

149 AntiVirus コンソールのメニュー AntiVirus コンソールのメニュー項目 対応するツールバーのボタン およびそのアクション ( 続き ) メニュー 対応するツールバーのボタン なし アクション サーバのオプションを選択します オンアクセススキャンキャッシュの調整方法および他のオプションの使用方法については 135 ページの サーバパフォーマンスの調整 を参照してください なし ウィルス情報ライブラリに接続します デフォルトのブラウザが開き McAfee Web サイトに接続してライブラリを表示します オンラインヘルプファイルが開きます なし ソフトウェアのバージョン情報を表示します 製品ガイド 149

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